市原市消防局に火災発生の通報が入ったのは9日午後1時、現場には消防車7台、消防員21人が出動して消火に当たった。出火箇所に最も近い北側の岸から放水した。通常の消防車の放水距離(20~30m)では届かなったため、放水距離70~100mの能力のある大型放水砲搭載車(DHCU)を使って放水し、午後3時24分に消し止めたという。怪我人はいなかった。 太陽光パネル火災への放水では、棒状の注水になった場合、消防員が感電する恐れがあるとされる。今回は、池の水をくみ上げて放水したが、消防員に感電はなかったという。放水距離が長く、放水先では水が霧状になったことも感電リスクを下げたと思われる(図2)。