「政権から滑り落ちたのはマスコミのせいだ」 離党、内輪もめ、転身……。メディアを賑わすのは後ろ向きの話ばかりの民主党がマスコミ批判を強めている。 「マスコミはいい話を伝えない。悪い話ばかり探しているだろ」 と恨み節をぶつける相手は記者たち。会合場所を教えないなどの大人気ない意趣返しに出るも、番記者たちは「どうせ取材しても、原稿にならないし」と柳に風だ。 幹部たちの情報発信もマスコミに対する批判色を強めている。岡田克也元幹事長は、産経新聞や日経新聞への抗議を連発。細野豪志幹事長もブログで、読売新聞記事への反論を掲載している。 前幹事長の輿石東参院議員会長も、気に入らない報道があると、政治部長を呼びつけて恫喝することで有名だった。 だが、自らが牛耳っているはずの参院でも現職2人がすでに離党。比例代表でも公認を予定していた日本医師連盟の候補が、日本医師会が自民党支持を決めたことで2月に立候補を辞