結城浩 / Hiroshi Yuki @hyuki たぶん十年以上前、山形浩夫氏が「翻訳したいんですがどうすれば」という方からのメールに「やれば?まずやれよ」という主旨の答えをしていたのをときどき思い返します。 結城浩 / Hiroshi Yuki @hyuki 何を言ってるかというと、結城のところにもときどき(ごめん、うそでした。頻繁に)、「本を書きたいんですが、どうすれば?」という質問メールが来るのです。
「原稿を書いては消し書いては消ししていて全然進まない」という話をよく聞きます。 これって「よくない精神状態」にハマり込んでいると思います。 考えてみましょう。人間が脳内で保持できる情報はどれくらいでしょう?原稿に文章Aを書いて、しっくりこないので消して、文章Bを書いた後で、文章Aのことをどれくらい覚えていますか?文章Aを書いている時に何を伝えることが重要だと考えていたか覚えていますか? 「書いて消して」を繰り返している間、時間は消費されていますが、何も蓄積されていません。何も蓄積されないのであれば、問題はやさしくなったりはしません。ずっと同じ難易度のまま、あなたの前に立ちふさがり続けます。 原稿と戦っているうちに視野が狭くなって、自分が「よくない精神状態」にハマり込んでしまっていることを自覚できなくなるのは怖いことです。さらにはTwitterで愚痴ったり、ネットサーフィンをしてこんなサイト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く