シリア北部アレッポ(Aleppo)の路上に掲げられる、この先に狙撃手がいると通行人に警告する標識(撮影日不明、2013年6月6日提供)。(c)AFP/HO/SHAAM NEWS NETWORK 【6月11日 AFP】内戦が続くシリアの北部アレッポ(Aleppo)では10日、政府軍が同市制圧へ向け部隊を配備する一方、反体制派は同市の軍用空港に攻撃を集中させている。 バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領率いる政府軍は先週、レバノンとの国境に近い要衝クサイル(Qusayr)を奪還しており、その勢いに乗ってトルコとの国境に接する北部アレッポ県での攻勢を強める準備をしている。 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、このところ戦場での敗北が続いている反体制派は10日、アレッポのミナク(Minnigh)空軍基地に進攻し