「都市と星」アーサー・C・クラークなんですね。 あらすじ 遙か未来、銀河帝国の崩壊によって地球に帰還することを余儀なくされた人類は、誕生・死さえも完全管理する驚異の都市ダイアスパーを建造、安住の地と定めた。住民は都市の外に出ることを極度に恐れていたが、ただひとりアルヴィンだけは、未知の世界への憧れを抱きつづけていた。そして、ついに彼が都市の外へ、真実を求める扉を開いたとき、世界は……。20世紀SF界の巨匠が遺した、『幼年期の終り』と並ぶ思弁系SFの傑作、待望の完全新訳版。 http://www.amazon.co.jp/dp/4150117241 巨大な壁に囲まれた都市。 都市の外への恐怖を人工的に埋め込まれた住人たち。 都市成立以前の過去の歴史の記憶から不自然に断絶された異常な世界。 外の世界へあこがれ閉ざされた街からの脱出を企てる主人公。 都市ダイアスパーが極度に科学技術が発達した永遠
きのうの夜、BSプレミアムで「ガメラ2 レギオン襲来」が放送されました。 オレはこの作品に、SF考証で参加させていただき、レギオンについての設定を担当したのね。 そういう意味では手前味噌になっちゃうけど、この作品は、怪獣映画史上最高傑作といっていい作品なんじゃないかなあ。 SF考証は基本メインストーリーを少し補足して彩りをちょっとよくする程度のものだけど、レギオンに関してはストーリーやエピソードにもうまく取り入れていただけて全体を面白くするのに貢献できたんじゃないかなと思ってます( • ̀ω•́ )✧ 作品の面白さは、間違いなく本編監督の金子修介さん、特技監督の樋口真嗣さん、脚本の伊藤和典さんの功績なんだけど、この作品ではSFの心が解っているというか、話が通じやすいスタッフが揃っていて、それがあったから、他には例がないほど細部までリアルに作り込んだ作品に仕上がったんだと思う。しかも
by Bruno Vaz ユートピア(理想郷)と正反対の概念にディストピアというものがあり、豚が独裁者と化すジョージ・オーウェルの「動物農場」やアンソニー・バージェスの「時計じかけのオレンジ」といったSF作品で未来的に描かれるのが一般的。これまでのフィクションで描かれたディストピアはどれだけ現実化しているのか?ということで、ディストピアを扱った映画・漫画・小説をまとめて、それがどのように現実となったかを記録しているのが「Dystopia Tracker」です。 Dystopia Tracker http://www.dystopiatracker.com/E ページのトップには「Editors Picks」ということで、オススメの作品のパッケージ写真と内容が表示されています。 例えばウィリアム・ギブスンの小説「ニューロマンサー」には「裕福な人々は知能を搭載した自動運転車を使う」という文章が
私にとってのベストアニメは攻殻機動隊、カウボーイビバップ、エヴァンゲリオンだが、続くヒット作がなかなか出てこなかった。プラネテスやエウレカセブン、東のエデンやパトレイバーも悪くなかったが、どれもあと一歩。そんな中ようやく見つけたのが、今回紹介する『ヨルムンガンド』だ。 原作は、高橋慶太郎による全11巻のコミック。アニメ化されたのは2012年。第1期が4月から6月まで、第2期が10月から12月まで放送され、24話で完結している。 公式サイトのあらすじはこちら。 世界的な海運王を父に持ち、HCLIヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門に所属し、世界の紛争地域でビジネスを展開する武器商人ココ・ヘクマティアル。彼女は私兵であるヨナ・レーム・バルメ・ワイリ・アール・マオ・ウゴ・ルツ・トージョの9人とともに、タフな交渉や激しい戦闘を切り抜けながら、ある計画を準備していた… キャラクターの目の描き方が独特で最
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く