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Scienceと鬱予防に関するbeth321のブックマーク (3)

  • うつ病の人こそが世界を正しく認識しているという説:抑うつリアリズム理論

    「今日あまりにも多くの会話の中で ”うつ病” という語を聞くことができる。そして心に破局が訪れたかのように語られている」。これはカナダのシンガーソングライターであり詩人、小説家である レナード・コーエンの言葉である。 従来の心理学では、うつや悲観的な捉え方を止めることができないのは考え方に問題があるからだとしている。例えば、うつ状態の人は将来について過度に心配し、否定的な見方で事実を歪めたり、どんなときでも物事を悲観したりすることがある。 こうした従来の心理学派によれば、「憂」から完全に逃れる唯一の手段は、認知療法と呼ばれるうつ患者の考え方の習慣を変化させることである。 現在の主流はこうした見解であるが、また別の理論も存在する。「抑うつリアリズム」理論というものである。 これは、軽度から中程度のうつ患者に限られた理論であるが、うつ状態に陥るのは「誤った」考え方のせいではなく、ただ世の中を

    うつ病の人こそが世界を正しく認識しているという説:抑うつリアリズム理論
  • うつ病を治す鍵は不眠症にあり(スイス研究)

    睡眠不足状態をうまく使ってうつ病治療に利用する睡眠剥奪療法は何年も行われてきたが、なぜ効果があるのかははっきりとわかっていなかった。スイス、チューリッヒ大学精神科クリニックの研究者たちが脳をスキャンしてその変化を追った。 研究チームは、被験者を夜普通に眠ってもらう場合と、途中で起こして翌日の夕方まで起きていてもらうという場合に分け、脳の異なった部位の間のつながりがどう変わるかを見た。途中で覚醒した12人の被験者の脳内をfMRI(機能的磁気共鳴画像)で詳細にみるのと同時に、頭に電極をつけて脳波も測定した。 この画像を大きなサイズで見る 脳にはなにもしていないときでもさかんに活動している領域があり、それをDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)と呼ぶ。この領域の活動は神経線維によって情報のやりとりをしている。 うつ病の人はこのDMNが過剰に活動していて、異なった脳の部位の結びつきが強すぎるハ

    うつ病を治す鍵は不眠症にあり(スイス研究)
  • 製薬会社が次々に神経科学研究施設を閉鎖、精神薬産業が直面する危機

    By Erich Ferdinand 奇跡の薬として人気を博した抗うつ剤のプロザックがアメリカで1989年に発売されてからおよそ25年、2013年現在ではアメリカ人全体の約20%が医師から処方された気持ちや精神状態を変化させる作用のある薬を服用しています。選択的セロトニン再取り込み阻害薬のゾロフトやレクサプロといった薬はアメリカでよく知られていますが、毎日服用することで発生する副作用などはほとんど理解されていません。抗うつ剤や向精神薬の服用を心配する声が多数出ているにも関わらず、2010年の精神薬の売り上げは700億ドル(約6.9兆円)を記録。精神薬は消費者に受け入れられ、市場としては一見何の問題もないように見えますが、「精神薬産業は重大な危機に直面している」と、ある精神科医は警告しています。 A Dry Pipeline for Psychiatric Drugs - NYTimes.c

    製薬会社が次々に神経科学研究施設を閉鎖、精神薬産業が直面する危機
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