こちらのページに都道府県議会選挙の定数不均衡についてデータを整理しました。 議員1人当たり有権者数が最小の選挙区対して最大の選挙区がどれくらいかを示す「一票の格差」が最大だったのは東京都議会の5.43倍でした。島部の選挙区が分母なので、仕方ないところもありますが、これを除いても千代田区と北多摩第三の格差は3.03倍と結構な値です。 次が兵庫県で、芦屋市と佐用郡の格差は4.65倍。これは是正しなきゃダメでしょう。 全体の定数不均衡度合いを示すLH指標によると、最も定数不均衡が著しいのは北海道、次が大分となります。北海道は選挙区の数が多く、小さな市も多いので、必然的に定数不均衡が激しくなります。大分は大分市に適正な数の議員を配分していないことが要因です。 逆に、定数不均衡の度合いが最も小さい、定数が均衡しているのは沖縄県、山口県、佐賀県などです。規模の小さな県ほど選挙区の有権者数の格差が小さく