写真/コルク 中学生が投資する学園漫画『インベスターZ』を連載中の三田紀房さん(写真右)と、「ひふみ投信」を運用するレオス・キャピタルワークスの藤野英人さん(写真左)。「日本人はお金が大好きなのに、本心を隠している!」というのが2人の共通認識だ。私たちを取り巻くお金と経済について、前編(「天下統一だってカネのおかげだ!」私たちが知らない経済史について話そう)に引き続き目からウロコの対談をお送りする。 三田:投資についてのマンガを連載していて思うんですけど、日本人ってお金の話に対してアレルギーがありますよね。真正面から向き合わず、避けているというか。 藤野:じゃあ嫌いかというと、そうじゃない。実際、日本人ってお金が大好きなんですよ。 三田:藤野さんは著書でその話を書かれていますよね。「日本人はお金が大好き」って、読んだときに「なるほど!」と思いました。なぜそう思うのか、詳しく教えてください。