【上海=河崎真澄】人気アニメ「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクターが登場するゲームソフトの中国語版発売を求めて、中国や台湾、香港など中華圏のファンが“嘆願運動”を繰り広げている。インターネットに嘆願サイトが設けられ、今月始まった署名活動で1万人以上が署名したほか、任天堂など関係先に嘆願書を渡すなど、熱がこもってきた。 ポケモンは中国語で「口袋妖怪」と訳され、中華圏でもアニメ人気が高い。ポケモンゲームは英語やフランス語、韓国語など7カ国語に対応しているが、中国語版は発売されていない。 嘆願書の中で中華圏のファンは、「海賊版(による著作権侵害)や中国政府のゲーム機規制」などの発売元の懸念を推測した上で、「正規版の価格は一般人も(購入できる)許容範囲になってきた」などと説明し、回答を求めている。 嘆願サイトによると、ポケモンブランドを管理する任天堂の関連会社が嘆願書を受け取って謝意は示