東京都内で1日4000人いるとされる、いわゆる「ネットカフェ難民」。この言葉ができた10年前と今では、ネットカフェで寝泊まりする人たちに変化が起きていた。 ◇ 東京・新宿にあるネットカフェ。全部で64あるブースの1つに、ミュージシャンを目指す31歳の男性は3か月以上寝泊まりしているという。 ミュージシャンを目指す男性「いったん住む場所がないので、とりあえずは、ここに身を置いてるってかたちですね」 また、フリーライターの26歳の男性もいた。 フリーライターの男性「終電間に合わなくて、結局、漫画喫茶とか泊まったりすることになるんだったら、それよりかは自分も楽だし、安いかなみたいな」 有料のシャワールームや洗濯機もあり、1か月6万円ほどで利用できるこの店。利用者のおよそ8割が1か月以上の長期利用だという。 ◇ 家がなくネットカフェなどで生活するいわゆる“ネットカフェ難民”。東京都では1日4000