ほとは古い日本語で女性器の外陰部を意味する単語。御陰、陰所、女陰の字を宛てることが多い。 現在ではほぼ死語になっているが、転じて女性器の外陰部のような形状、形質(湿地帯など)、陰になる場所の地形をさすための地名として残っている。 古事記に見られる記述[編集] 古典として最初にホトが登場する文献としては、古事記上巻の一節に、イザナミ(伊耶那美)が神々を創生する文脈で以下の記述が見られる。 次生火之夜藝速男神 (イザナミは)次に ヒノヤギハヤヲノカミ を生みました。 亦名謂火之炫毘古神 またの名を ヒノカガビキコノカミ と謂う。 亦名謂火之迦具土神因生此子 またの名を カグツチノカミ と謂う子でしたが、この(火の神の)子を生んだことによって、 美蕃登見炙而病臥在 (イザナミの)ミホト(=美しい女性器)は火傷してしまい、病気になって伏せてしまいました。 ここでのホトの表記は蕃登となっているが、そ