【ニューヨーク共同】米交流サイト大手フェイスブックは30日、インターネット上で取引される仮想通貨や、企業が独自の仮想通貨を発行して資金調達する「ICO」と呼ばれる手法に関する広告を全世界で禁止すると発表した。グループの写真共有アプリ「インスタグラム」を通じた広告も禁止する。 「現在は誠実に運営されていない企業が多い」ことが理由としている。日本で仮想通貨流出問題も起きており、広告を扱うグーグルなどの企業にも同様の動きが波及する可能性もある。 フェイスブックが禁止するのは、外国為替相場の値動きを予想して投資する「バイナリーオプション」に関する広告も含まれる。