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林業に関するbiology4のブックマーク (10)

  • 関西万博の大屋根リングの木材は、再利用できるのか(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    このところ大阪・関西万博の話題が増えた。とくに取り上げられるのは、会場のシンボルとなるリング状の木造の大屋根だ。 会場を一周する構造で幅30メートル、高さ12~20メートル、一周の距離は約2キロに及び、来場者は屋根の上と下を回遊できる。完成すれば世界最大の木造建築物となり、日の伝統的な貫工法を採用したことも強調されている。ついでに言えば、万博公式キャラクターの「ミャクミャク」も、リング状になっているのは関係あるのか関係ないのか。 しかし、184日間の会期が終わると解体されるのに建設費がバカ高い(約344億円)ことや、クギや金属板やボルトも使われることがわかってくると、エセ伝統工法だと批判を受けてしまった。 そこで推進側からは、万博終了後も保存する、別の場所に移設する、解体して木材を再利用する……などの提案も行われ始めている。 果たしてそんなに簡単に木材を再利用できるだろうか。その点を考察

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  • 奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    奈良県北西部の平群町。大阪府と接するこの町にメガソーラー(大規模太陽光発電)の建設が計画された。山の中腹48ヘクタールを造成して5万9500枚のソーラーパネルを敷きつめるというものだ。今年2月より工事が始まり、予定地の山腹に広がる里山林が全部伐採された。 この計画に反対していた平群町有志でつくる「平群のメガソーラーを考える会」は、4月に原告1000人近い訴訟を提起したものの、工事は進行し計画を止める法的な根拠はないも同然だった。 ところが6月23日、奈良県議会で議員よりこの問題について質問を受けた荒井正吾知事は、工事の停止を指示したことを明かした。現在、工事現場は完全にストップしている。 これは全国的にも珍しい、工事が始まったメガソーラーを都道府県レベルで止めた事例となるだろう。各地で頻発しているメガソーラー問題にとって一つの事例になるかもしれない。そこで、何が逆転をもたらしたのか報告しよ

    奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • KASUGA, Sho on Twitter: "気候変動という意味では、農林業の「多面的効果」としての治水機能というのは極めて重要で、国土の7割が山林の我が国において、誰も林野の面倒を見なくなったらそれこそ大災害なわけですよ。で、経済のグローバル化はそこに打撃を与え続けている。"

    気候変動という意味では、農林業の「多面的効果」としての治水機能というのは極めて重要で、国土の7割が山林の我が国において、誰も林野の面倒を見なくなったらそれこそ大災害なわけですよ。で、経済のグローバル化はそこに打撃を与え続けている。

    KASUGA, Sho on Twitter: "気候変動という意味では、農林業の「多面的効果」としての治水機能というのは極めて重要で、国土の7割が山林の我が国において、誰も林野の面倒を見なくなったらそれこそ大災害なわけですよ。で、経済のグローバル化はそこに打撃を与え続けている。"
  • 植林が環境を破壊する=「緑化しまくり」政策の落とし穴―中国 : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

    中国では、植樹やら緑化の成果を誇るニュースがたびたび流されています。**市長は自ら植林活動を指示だとか、**市では今年**ヘクタールの緑化に成功しましただとか。その一方で、沙漠化やら自然環境の悪化が加速しているわけで。緑化は当にやっているの?効果がないの?などなどの疑問は多くの人々が共有するところ。 南方週末の記事「中国式造林は割にあわない?清華大学生態保護研究センター前主任・于長青氏独占インタビュー」は、この疑問に見事に答えたすばらしい内容。というわけで、ご紹介します。 綠光森林 / citrons_tw 中国植林政策の謎 2011年3月、北京市で開かれたある講座で、清華大学の于長青教授は、無意識のうちに中国の植樹造林の問題をふたを開けてしまった。 彼が聴衆に聞いたのは次のような問題だった。なぜ森林覆蓋率はこれほど増加しているのに自然環境の悪化は続いているのか?中国の植林面積は急成長を

  • 水道に漁業に国有林……経営の民間払い下げが広がる裏事情とその危うさ(田中淳夫) - 個人 - Yahoo!ニュース

    このところ話題に上がる水道事業の民営化。法案が可決したが、正確に言えば、経営権を民間に委託するコンセッション方式の採用であり、実はこの方式は水道だけではない。林業や漁業にも広げられている。 まず今年5月に成立した森林経営管理法は、森林所有者が経営に積極的でないとされた森林は市町村が管理権を取得して、それを民間事業体に委託するものだ。事実上、企業が伐採を含む経営を担うことになる。 12月に改正された漁業法も、これまで地元の漁業協同組合や漁業者が優先的に握っていた漁業権を企業にも開放するもの。これも、一種の民間企業への払い下げと言えるだろう。 そして来年の通常国会に提出される国有林野経営管理法改正案は、国有林を長期・大面積で民間事業体に経営を任せることを狙ったものだ。現在の案では、10年間を基に上限を50年間、国有林を数百ヘクタール、年間数千立方メートルの伐採ができる権利を与えるというもので

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  • 盗伐しても不起訴。その背景に透けて見える林業の闇を探る(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    宮崎市に所有する森林が盗伐被害にあった千葉県在住の森林所有者が、宮崎検察審査会に審査申立を行っている。盗伐を行った被疑者が不起訴にされたからだ。 盗伐を行った業者は、偽造した伐採届を提出して約200の杉木を窃取した。いずれも樹齢50年生のスギだそうである。あきらかに「有印私文書偽造、同行使」および森林法違反なのに罪に問われないことになったのだ。 この事件、奇妙な展開をたどっている。 もともとは、3年前の2015年11月に宮崎市に伐採及び伐採後の造林の届出書が出されたことから始まった。しかし、この届け出の「伐採後の造林に係る権限を有する者」欄の署名と印鑑は偽造だったのである。何より同欄に記された所有者は15年も前に亡くなっているのだから。そして翌年3月~7月に森林は伐採されてしまった。 所有者は8月の墓参りに行った際に山を訪れて盗伐が行われていることに気づき、伐採届を情報公開請求して入手、

    盗伐しても不起訴。その背景に透けて見える林業の闇を探る(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 「代々育てたスギで家を」 無断伐採が奪った定年後の夢:朝日新聞デジタル

    山の木を勝手に持ち去る「無断伐採」が各地に広がっている。伐採後の山林は荒れ、土砂崩れなど二次被害も起きている。明らかになっている被害は氷山の一角との指摘もあり、専門家は早急な対策が必要と訴える。 「もう再生不能や」 宮崎県国富町の山林で、所有者の男性(60)=宮崎市=は肩を落とした。 祖父母の代から家族で育ててきた約40アールのスギ林。9月上旬、半分ほどの約200が勝手に切られ、丸太になって近くに積まれていた。 平日は仕事があり、山付近に行くのは月1回ほど。平地から見える範囲の木は残され、目隠しのようになっていた。斜面を削って新たに造られた林道には、重機のわだちが残っていた。 9月末には台風24号が山を襲った。再び訪れると、林道は山肌がむき出しになって崩れ、残っていた木も根ごと倒れた。一帯では土砂崩れが起き、農業用水のため池に流れ込んだ。 木は木材として切り時を迎えていた。「定年後にこの

    「代々育てたスギで家を」 無断伐採が奪った定年後の夢:朝日新聞デジタル
  • 木材の「盗伐」相次ぐ アジアで需要、価格上昇 発電向けも:朝日新聞デジタル

    持ち主の知らぬ間に山の木が持ち去られる「無断伐採」が全国で起きている。林野庁が初めて調べたところ、1月までの10カ月で自治体などへの相談が62件あり、うち11件は意図的な無断伐採の疑いがある。アジア向けの輸出が増えて価格が上昇していることが背景にある。 50年かけて育てた山がある日突然、はげ山…

    木材の「盗伐」相次ぐ アジアで需要、価格上昇 発電向けも:朝日新聞デジタル
  • 林業の過去、現在、未来

    花粉症の原因となるスギはなぜ植えられたのか 日の林業は産業として成り立つのか という2点について多くの人が興味を持っているようなので、それについてまとめておく。 概要 日の林業に関する現状は、戦後直後の状況に原因がある。これについてまず箇条書きで示す。 戦後直後には住宅は6000万人分程度を賄うほどしかなく、復興需要とその後のベビーブームに伴い絶対的な建築材不足が生じた。 敗戦直後は経済的にも沈滞し、輸入材を買えるほどの外貨はなかった。 住宅供給を求める声は中流や下流に多く、その圧倒的多数の世論を背景に住宅建設のための政策が推進された。 林業関係者は樹齢・樹種のバランスを取って伐採するべきと主張したが、世論は「成長の早いスギを植えれば問題ない」として急ペースでの伐採とスギ植林を進めた。 1950~1966年の期間に使える樹は伐りつくしてしまい、植林地域は樹齢15年以下の若木ばかりとなっ

    林業の過去、現在、未来
  • 「林業は成長産業」って、本当?(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    このところマスコミでは、「林業は成長産業」「日の山は宝の山」という声がよく登場する。 さまざまなメディアで扱われており、私のところにも某テレビ局から取材の申込みがあった。 主な扱い方は、日の人工林は太り伐り時を迎えた、そして国産材の生産量が急増し木材自給率が高まった、林業現場では若い世代の就業が増えて機械化も進んだ、国産材が合板材料やバイオマス燃料として引っ張りだこで輸出も増えている、またCLT(直交集成板)やセルロースナノファイバーのような新しい木材の使い道も登場して、産業として前途洋々……といった具合だ。 で、私が知る範囲の現状を話すと、当初の出演依頼は消えてしまう(笑)。 イメージしていた「宝の山」が描けなくなるからだろう。それでも番組は作られるのだが。 ここで「林業は成長産業」論の根拠に対して一つ一つ突っ込むことは止めておく。ただ、いずれの記事・番組にも抜けている点を指摘してお

    「林業は成長産業」って、本当?(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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