「東大寺」と「奈良の大仏」は、奈良で最も人気の高い観光スポット。「東大寺」は、仏教の宗派のひとつ、華厳宗(けごんしゅう)大本山の寺院。1998年に、古都奈良の文化財の一部として、ユネスコの世界遺産に登録されています。 奈良時代の758年に建てられましたが、戦火で2度にわたって消失。現在の建物は、江戸時代の1709年に建てられたもの。棟までの高さ約49メートル、奥行きが約50メートルは創建当時とほぼ同じ。しかし、幅は約58メートルで、当初と比べて約3分の2の大きさ。 この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫ 金堂には、「東大寺」の本尊、「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)座像が安置されています。像高(座高)15メートルという大きさ。聖武天皇の発願で奈良時代の745年に制作が始まり、7年後の752年に完成。大仏に魂を入れる儀式「眼供養会(かいげんくようえ)」が行われました。 奈