mapメソッドの話 今回は、普段よくつかう map メソッドについてお話します。 本記事は「ポエム特集」のカテゴリの記事であり、原典とする書籍等が存在するものではありません。予めご承知おきください。 mapのoverview List#map は普段よく使います。 任意の関数を引数にとり、各要素にそれぞれ適用した結果のリストを返します。 scala> List(1, 2, 3).map(_ + 10) res1: List[Int] = List(11, 12, 13) Option#map は、その次によく使います(よね?)。 こちらは自身が Some(x) で引数の関数が f のとき、 Some(f(x)) を返します。 また、自身が None であれば直ちに None を返します。以前これを「文脈を保つ特徴」と説明しました。 scala> Some(1).map(_ + 10) re