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今年の5月、国連食糧農業機関(FAO)より「近い未来の食糧危機を昆虫食が救う」という発表があった。それをきっかけに、「バッタを使った小麦粉の開発」や「虫をメニューに取り入れたレストランの紹介」など、昆虫食へのさまざまな取り組みが報じられ、注目度は一気に急上昇! …となると何よりもまず、多くの人が知りたいのって「味」なんじゃないだろうか? ということで、昆虫食愛好家である筆者が勝手に“美味な虫10種”を厳選してみた。死ぬまでに1度は食べてほしい(もしくは食べたい)、10種の虫はこちらである。 1、ミツツボアリ 最上のボンボンのような味 「生きた蜜壺」とも呼ばれるこのアリは、オーストラリアの砂漠地帯に生息している。お腹に蜜や樹液をためこんで運ぶという珍しい生態があり、琥珀色の摩訶不思議なルックスは衝撃的。コレがアボリジニの食文化では、最高のデザートになるのだ。生のまま口に入れ、丸くふくらんだお
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