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2010年9月6日のブックマーク (2件)

  • 大正期には日本に上陸していたホメオパシー - 神保町系オタオタ日記

    新聞の一面にホメオパシーに関する記事が昨今載るようになった。このホメオパシーがいつ日に上陸したかは知らないが、少なくとも大正6年にはその薬を飲んでいた人物がいる。エロシェンコ像で知られる中村彝である。大正6年10月19日付小熊虎之助宛書簡*1によると、 私には今、あのホメオパシーと言ふ文字が何かバテレンの神秘的な秘法の様に響きます。私は当分今までの薬を止しませう。何もかもこの学派の方針と命令に従つてやりませう。 翌月2日付伊原元治宛書簡には、「この頃は医師の薬を廃して「ホメオパシー」学派の薬を飲んで居ります(五日許り前から)」とあるので、10月下旬から飲み始めたようだ。結果が良かったようで、11月7日付小熊宛書簡には、 どうも薬がきいたらしく、皆なからも「僕の顔色や元気がこの頃違つて来た様だ」と言はれます。ほんとに不思議ですね。僕の主治医は「ホメオパシー」なんて要するに迷信だと申して居り

    大正期には日本に上陸していたホメオパシー - 神保町系オタオタ日記
  • 恥ずかしい国にいる、という自覚 - 感染症診療の原則

    先日、コクランレビューの作業に参加するためにでかけた東大の国際保健政策学講座。 教授の渋谷先生、准教授の森先生は「日の大学にもこんな先生達がいるんだ・・」とオドロキの、レベルの高いディスカッションが繰り広げられていました。 来の「根拠」と「総意」に基づくガイドラインとは?-森臨太郎氏インタビュー(ロハスメディカル) その先生方がMRICに投稿されていたのが、今話題のHPVワクチンの話。 HPVワクチンの話にかぎらず、いろいろな感染症の施策についても、同様の問題指摘が可能なのではないかと思いましたので、転載させていただきます。 医学生や研修医の皆さんはこういった論点整理について、機会があったらぜひ考えてみてください♪ 製薬会社との関係というのは今後ますます厳密に考えないとマズイです。 ----------------------------------------------------

    恥ずかしい国にいる、という自覚 - 感染症診療の原則