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ブックマーク / blog.livedoor.jp/ytsubono (3)

  • 疫学批評:イングランドの禁煙法施行で、心筋梗塞の入院が2.4%減少。

    2010年06月16日 イングランドの禁煙法施行で、心筋梗塞の入院が2.4%減少。 英国イングランド(人口4,900万人)で2007年7月1日に施行された、職場と公共の場での喫煙を禁じる禁煙法の施行前5年間と比べて、施行後15ヶ月で、心筋梗塞による緊急入院が2.4%(年間1,200件)減少した。論文はBritish Medical Journal電子版に2010年6月8日掲載された。 禁煙法施行5年前の2002年の入院数は61,498件、禁煙法1年前の2006年は53,964件と、禁煙法の施行前から減少傾向にあった。そこで、こうした経年的な減少傾向や、気温(低温だと入院数が多い)クリスマス休暇(年の最後の週に多い)などの要因の影響を取り除いて分析を行った。 その結果、性別・年代別に入院の減少率をみると、男性では60歳以上が3.1%、60歳未満が3.5%の減少、女性では60歳以上では3.

  • 疫学批評:コーラの多量摂取で、精子の量が減少か。

    2010年03月29日 コーラの多量摂取で、精子の量が減少か。 デンマークの徴兵検査に出頭した若年男性2,554人を調べたところ、コーラ(0.5L)を週15以上飲む少数のグループ(78人)では、精液中の精子の濃度と精子数が低かった。論文はAmerican Journal of Epidemiology電子版に2010年3月25日掲載された。 デンマークには徴兵制があり、原則18歳で徴兵に適格かを審査するための検査に呼び出される。大学に進学している場合などは、審査の時期を遅らせることができる。今回の研究は、この検査に出頭した若年男性に協力を依頼して行なった。協力率は31%だった。 評価項目は、精液の量、精液中の精子の濃度、精子数、移動性のある精子の比率、形態が正常な精子の比率の5項目だった。 その結果、コーラ(0.5L)を飲まないグループと比べて、週に1−14飲むグループでは、上記

    blackshadow
    blackshadow 2010/03/29
    精子がどうこう以前に糖尿になりそうだ。
  • 疫学批評:学歴による死亡率格差、40年間で拡大。

    2010年03月01日 学歴による死亡率格差、40年間で拡大。 1960、70、80、90年に45−64歳だったノルウェーの国民全員2,140,483人をそれぞれ10年間ずつ追跡したところ、高学齢群に対する低学歴群の総死亡率は、男性が60年代の1.33倍から90年代の2.24倍に、女性が1.52倍から2.19倍へと拡大した。論文はBritish Medical Journal電子版に2010年2月23日掲載された。 対象者を、教育期間が0−9年の低学歴群、10−12年の中学歴群、13年以上の高学歴群の3グループに分けた。1960年に45−64歳だった全国民を10年間追跡し、1970年に45−64歳だった全国民を10年間追跡しというように、4つの集団を10年間追跡して、学歴による総死亡率の格差の変化を調べた。死亡数の合計は359,547人だった。 格差の拡大に寄与した死因は、男性では心血

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