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滋賀県甲賀市のガソリンスタンドで昨年末、空気を入れていた大型トラックのタイヤが突然破裂し、作業をしていた店員が風圧で死亡する痛ましい事故が起きた。まさかと思われるかもしれないが、実は空気充填(じゅうてん)中のタイヤ破裂は過去5年間で少なくとも5件は発生し、3人が死亡する非常に危険な事故だ。特に大型車のタイヤが破裂した場合は「手榴弾(しゅりゅうだん)並みの恐ろしさがある」と指摘する関係者もいるほど。扱いを一歩間違えればとんでもない“凶器”になりかねない「タイヤ」とどう付き合っていけばいいのか-。(和野康宏) 強い風圧で2メートルも飛ばされて… 「ドーン!」 昨年12月22日夕、甲賀市水口町の国道1号沿いにあるガソリンスタンドで大きな音が響き渡った。副店長を務める男性従業員=当時(49)=が大型トラックのタイヤ(直径80センチ)に空気を入れる作業をしていたところ、突然、破裂した音だった。 異常
上野駅止まりだった東北(宇都宮)線と高崎線を東海道線に直通させ、常磐線を品川駅まで延伸させるJR東日本の「上野東京ライン」の開業後初めての平日となった16日朝、上野駅では乗車待ちの列が大幅に短くなり、「日本一混む」とされた山手線車内にも余裕がみられた。JRが想定した混雑緩和には一定の効果があるようだが、路線全体の影響が分かるには時間がかかりそうだ。 (皆川剛) この日の午前八時、上野駅大連絡橋通路。東北線などから乗り換える人が、山手線外回りが発着する三番線ホームへつながる階段へ流れていく。 十二日の同じ時刻には、数分おきに発着する山手、京浜東北線に乗り切れない人がホーム上にあふれ、三十段の階段に五列になった人たちが立ち止まり、さらに通路に数十人が並んでいた。上野東京ライン開通前にあった、そんな光景はなくなっていた。 スムーズな人の流れを眺めながら、八時十二分に大連絡橋通路からホームへ。浦和
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