ことし2月、東京・品川区の住宅密集地で、無許可で小型の無人機ドローンを飛行させたとして、警視庁は、54歳のカメラマンを航空法違反の疑いで書類送検しました。去年、施行されたドローンの飛行を規制する改正航空法を適用して書類送検されたのは、都内では初めてです。 警視庁によりますと、飛行させていたドローンは、重さ5キロ余りあるアメリカ製のもので、住宅街にあるマンションの工事現場から周辺の景観を撮影をしていたということです。 警視庁によりますと、カメラマンは、去年12月25日からことし1月31日までの期間で許可を得ていましたが、期限が切れたあとに撮影していたということです。調べに対しカメラマンは「許可の延長申請を出していたので問題ないと思っていた」と供述しているということです。 ドローンの飛行を規制する改正航空法が去年12月に施行され、都内では23区など人口密集地の上空での飛行に国の許可が必要になり