「ソーシャル・メディア」という言葉がある。人々が意見や考え、経験などをインターネット上に公開し、大勢で共有する仕組みのことという。日本でも話題になっている、仮想世界のセカンドライフ、グーグルの傘下にある動画共有のユーチューブなどが典型例だ。もちろん、ミクシィを代表例とするSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)も、ソーシャル・メディアである。 こうした新しいメディアは、若者を中心にあっという間に広がり、多くの利用者を獲得する。新聞や雑誌など従来メディアは、周回遅れで報道することになるが、ごく普通のビジネスパーソンからすると、次から次へと英語やカタカナ表記の新しいソーシャル・メディアが登場するように見える。 今回の表題に挙げた「Twitter、リアルタイム日記、プロフ」はいずれもソーシャル・メディアの仲間である。共通点は一見すると「何が面白いのか」「なんのために利用するのか」が分かりにく