4.8リットル型便器の新製品。従来よりも貯水タンクを大幅に小型化した(TOTO提供) TOTO(北九州市)は新型便器「GG(ジージー)」を4月に発売する。国内用のタンク式で初めて、1回の使用水量をこれまで最少の6リットルから、超節水の4.8リットルにした。タンク部分も小型化し、見た目は「タンクレス」のようだ。温水洗浄便座と一体型。30年ほど前に普及した13リットル型と取り換えると、水道・電気代が年間1万6千円ほど節約できるという。 タンク部分は容積を減らし、高さも抑えて、すっきりとしたデザインにした。高さを利用して勢いよく水を流す「位置エネルギー」は減ったが、世界初の「ツイントルネード」技術を採用して洗浄力を高めた。水平方向と垂直方向にそれぞれ水を勢いよく回転させ、この流れが融合することで汚れを効率よく洗い流せるという。 希望小売価格は税込み23万6250円から。昨夏に発売した4.8