ウィンブルドンの開幕を7月3日に控え、前哨戦のドイツ・ハレ大会にエントリーした錦織圭(27)。だが、ここにきて心配な問題が……。全仏オープン3回戦でのラケット破壊行為に、厳しい目が向けられているのだ。 「第4セットで格下の韓国選手に追い上げられた錦織選手は、自分のサービスゲームをブレイクされた直後にラケットを激しくコートに叩きつけて折ってしまった。そんな彼の行為に、主審はコード・バイオレーションの警告を与えました」(テニス関係者) コード・バイオレーションとは、選手がしてはいけない違反行為。遅延行為や言葉による侮辱などと並び、ラケットを怒りにまかせ破損する行為も禁じられている。 「テニス選手にとって、ラケットは命の次に大切といっても過言ではありません。フランスのツォンガ選手は、父親から『ラケットを壊したら俺がお前を壊してやる!』と厳しく教え込まれたほどです。紳士のスポーツだからこそ、