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2016年1月20日のブックマーク (1件)

  • 無冠の人気作家の初挑戦は? 書評家・杉江松恋が第154回直木賞受賞作を予想する - エキサイトニュース

    今回も★で命度を表しますが、作品の評価とは必ずとも一致しないことをお断りしておきます(5点が最高。☆は0.5点)。 ■青山文平『つまをめとらば』 青山は第152回の『鬼はもとより』が最初に候補となった作品で、これが2回目である。しかし第154回直木賞は、これ以外の候補作がすべて初お目見えという意外な事態になったため、期せずして『つまをめとらば』シフトという形になった。しかも青山以外は、すべて女性作家の作品である。 書は6作を収めた短篇集である。巻頭の「ひともうらやむ」は、とある地方藩の物語だ。文字通りひともうらやむ美貌の主と結婚することになった男が、それゆえに変事に巻き込まれてしまうのである。 続く「つゆかせぎ」はの朋に先立たれた「私」が主人公だ。朋は密かに戯作の筆を執っていた。実は彼女とも俳諧が縁で結ばれたのであり、朋は「私」に侍を捨てて専業の俳諧師、業俳になることを勧めていた。

    無冠の人気作家の初挑戦は? 書評家・杉江松恋が第154回直木賞受賞作を予想する - エキサイトニュース
    bn2islander
    bn2islander 2016/01/20
    “表題作は、過去に女性がらみで苦い体験をしたことがある男二人が、老境に入って大家と店子の共同生活を送り、このままやっていけるかどうか、と気を揉むという話である”