日産自動車の西川廣人社長は24日夜に開いた記者会見で、ルノーとの経営統合について、当面、必要は無いという認識を示しました。 さらに「関係を安定させて、安心して仕事ができる状態をつくるのがまず、大事だ。今ある土台が将来に向けて、何らかの手直しが必要なら、考えないといけない」と述べました。 また、ルノーの新しい経営陣が決まったことについては「これまでルノーとややコミュニケーションが難しい状況が続いてきたが、これからよくなることを期待する。新しいページを開くことだと思う。新しい経営陣を歓迎する」と述べました。 さらに4月中旬に開く方向で検討を始めた臨時の株主総会については、「ゴーン氏とケリー氏を解任して、新しいルノーの会長に取締役会のメンバーに加わっていただきたい」と述べ、総会は新しい取締役にルノーの会長に決まったスナール氏を迎えるなど、取締役の交代に関する限定的な議題を扱うものだという考えを示