Javaのベンダー公式フレームワークであるJava EEでは、DI(Dependency Injection)の仕様である CDI(Context and Dependency Injection for Java EE)が提供されています。 CDIはJava EEでアプリケーションを開発する上で避けては通れませんが、それ自体が複雑なのに加え、 仕様が複数にまたがっていて理解するのが難しいです。 そのため、CDI使う上で理解する必要のある重要な概念や基本的な使い方、 はまりポイントなどをまとめていきます。 この記事は基本的な使い方、概念についての解説なので、CDIや周辺仕様を全て網羅していません。その点はご了承ください。 なお、本記事で使用するのは、最新のCDI1.2ではなく、Java EE7の一部であるCDI1.1になります。 また、Spring, Seasar2などの経験があることを前
Java EE 7 に含まれるCDI1.1より、beans.xmlをアーカイブに含めなくてもCDIが有効となるように仕様が変更されました。この改善点、Java EE 6ユーザにとっては少し困惑する部分があったので、まとめておきます。 CDIとはなんぞやについてはこちらもご参照ください。 CDI1.1からはbeans.xmlがなくてもCDIが有効になる CDI1.0(Java EE 6)では、WEB-INF/beans.xmlを空ファイルでも良いので含めることで、CDIが有効となり、様々なJava EEコンポーネント(JSFのバッキングBeanやEJBなど)に@Injectで任意のクラスのインスタンスをインジェクションできました。 CDI1.1からは、WARファイルやEARファイルのなかに『bean defining annotationが付与されたクラス』または『セッションBean』が含ま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く