東京電力は24日、福島第1原子力発電所に最大10.2メートルの津波が来て、押し寄せる水の高さ(遡上高)が15.7メートルになる可能性があることを2008年に社内で試算していたことを明らかにした。東日本大震災後、東電は福島第1原発を襲った津波の大きさを「想定外だった」と説明してきた。試算を踏まえて対策していれば原子炉が炉心溶融するという最悪の事態を回避できた可能性があった。東電は試算結果の存在を
九州なのに50ヘルツ 旭化成延岡支社 明治期に自家発電導入 2011年8月18日 13:49 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 連日の猛暑で電力不足が懸念される日本列島。企業や家庭が節電に知恵を絞る中、宮崎県延岡市の旭化成グループは主力ラインを自家発電で賄っており、電力不足とは基本的に無縁だ。ここの電力周波数は、九州電力をはじめ西日本で使われる60ヘルツではなく、東京電力など東日本と同じ50ヘルツ。なぜこんな“ねじれ”が生まれたのだろうか。 日向灘沿いの広大な工場群で化学繊維製品や医薬品を生産する旭化成延岡支社。巨大なプラントの間で蒸気を上げるのが自家発電設備だ。同市内の火力3カ所、ディーゼル5カ所のほか、市外も含む水力9カ所があり、総発電能力は18万8千キロワットに上る。 このほか新日本製鉄と共同出資した発電会社もあり、九電から買うのは全体の約16%。来年7月にはバイオマス発電所も稼
東京電力福島第一原発の事故の影響で、東日本を中心にできなくなっていた電波時計の時刻合わせ機能が21日、およそ40日ぶりに復活した。時刻合わせに使う電波を出す送信所が、原発20キロ圏内にあるため職員が避難し、電波が止まっていたが、送信を再開した。 電波時計は、国内では福島県と佐賀県にある送信所から送られる「標準電波」を時計に内蔵したアンテナで受信し、時刻を自動的に補正している。このうち福島の送信所は第一原発から17キロの地点にあり、職員が政府の避難指示で退避。3月12日夜から電波の送信を停止した。 だが、時計メーカーや利用者からの要望を受け、送信所を運営する情報通信研究機構の職員ら計10人が21日、防護服を着て送信所に入り、機械のスイッチを入れた。その後、再び避難したが、無人のまま運転を続け、電波の送信状況は通信回線を使って東京都の同機構で監視する。同機構は今後、遠隔操作で送信を停止した
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