安倍晋三首相は4日午前の参院平和安全法制特別委員会で、礒崎陽輔首相補佐官について「今後とも自らを引き締め、職務を遂行してもらいたい」と述べ、更迭しない考えを改めて表明した。
どうしてこんな人が国会議員になっているの、というお叱りの声が、小社の読者サービス室に毎日のように寄せられている。確かに、社会人としての基本ができていないお粗末な議員が多すぎる。 ▼病気で国会を休んだ翌日に男性と旅行に出かけた、上司の大臣が辞めた夜に飲み歩いて同僚議員と路上で接吻(せっぷん)した、「ママでも金」と世迷(ま)い言を吐いた金メダリストはどうの、とくだらない醜聞が週刊誌をにぎわしている。他人の色恋にくちばしを入れるほどやぼじゃないが、税金で賄われる給料分はちゃんと仕事をやってもらいたい。 ▼道府県議選が昨日告示された。政務活動費をちまちました私用に使い、会見で号泣した元兵庫県議を持ち出すまでもなく、地方議員のレベルも疑問符がつく。もっと問題なのは、世間の関心が薄くなりがちな自治体や議会が、暴走しやすいことだ。 ▼同性カップルに「証明書」を発行する条例が成立した東京都渋谷区は、その典
下村博文・文部科学相が今月、著書を出版した。胃がんの宣告を受けていたことを初めて明らかにする一方、安倍晋三首相に近い保守派として、現憲法のあり方を厳しく批判している。 著書「9歳で突然父を亡くし 新聞配達少年から文科大臣に」(海竜社)によると、第1次安倍政権で官房副長官を務めていた2007年に胃がんを宣告されたが、首相や秘書にも知らせないまま、胃の切除手術を受けた。また、第2次安倍政権で初入閣した際、当初安倍晋三首相から環境相を打診されたが断り続け、首相の4度目の提示で念願だった文科相ポストを勝ち取ったとも明かした。 憲法については、特にその成立過程を「日本国の主権がなかった時代に無理やり押しつけられた」と断じ、9条2項を「極めて無責任で非現実的な条文」と批判している。
参院文教科学委員会は8日、教科書無償措置法の改定案を自民、公明、維新、みんなの各党の賛成で可決しました。日本共産党は反対しました。 日本共産党の田村智子議員は▽教育を受ける権利を保障する制度を教育への国家介入のテコにすることは許されない▽共同採択地区の協議でまとまらなかった場合に「同一教科書」を各教育委員会に押しつける仕組みを強化する中身になっている▽教科書採択への文科省の不当な介入を正当化することになる―との理由で反対討論を行いました。 採決に先立つ質疑で田村氏は、法改定の発端となった沖縄県八重山地区での公民教科書の採択において、3人の調査員(教員)による評価を完全に無視して採決された経緯を指摘。1996年に閣議決定された『多くの教員による調査研究に基づく綿密な採択』という観点からも問題があると批判しました。 下村博文文科相は「教員の調査研究結果をそのまま追認するということではない」など
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