陸上自衛隊第2師団(旭川駐屯地)、自衛隊旭川地方協力本部が5日、「北の靖国」とよばれる旭川の北海道護国神社で、仕事始めの「安全祈願」と称する集団参拝を今年も実施しました。批判をよそに参拝を恒例化させる態度に、目撃した市民からは「憲法の政教分離原則に反するのではないか。憲法を壊して海外で戦争する安倍政権の姿と重なり不安」などの声が上がりました。(山本眞直) 集団参拝したのは第2師団司令部の市野保己師団長(陸将)ら高級幹部、旭川地方協力本部所属の陸海空各自衛隊幹部など約60人。 同神社は1939年に旧内務省が靖国神社の地方分社と位置づけて設置。同神社はホームページで「名実共に北の靖国神社」と記述していました。 一行は各部隊での仕事始めの朝礼などを済ませた後、駐屯地と道路1本はさんだ護国神社に移動。制服姿の集団が相次いで本殿に入・退場する光景は異様です。 同神社への自衛隊「集団参拝」をめぐっては