河野太郎外相は1日、高知県四万十市での自民党会合で、2月の米朝首脳会談の事前交渉に当たった北朝鮮高官らが粛清されたとの韓国紙報道について「おっかねえな、という印象を抱いた」と述べた。ロシアのラブロフ外相と5月31日に会談した際も話題となったとして「われわれは処刑されなくて良かったね(と言い合った)」と、やりとりを明かした。 粛清があったとすれば金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の意向だったとみられるだけに、河野氏は「『あいつは処刑したから次はおまえが交渉をやれ』と言われたら、私だったら逃げる」とも語った。