「小沢一郎事件~今様政治家暗殺事件」 小沢一郎氏を対象にした事件は民主党の政権交代の可能性が現実に出てきた2008年11月ごろから霞ヶ関や永田町でささやかれ始めた。その翌年2009年3月の東京地検特捜部による強制捜査以来、小沢氏に対する執拗な攻撃は、変質した末の民主党・野田政権が解散を決めるまで続いた。民主党政権成立前夜から終焉の時まで。戦後日本の政治史上忘れてはならない事件である。 この小沢一郎事件について月刊「マスコミ市民」編集代表の大治浩之輔氏が鋭く本質を突く一文を「マスコミ市民12・12号」に載せている。大治氏は元NHK社会部記者で数々の公害問題の取材で知られる。日本の報道界の大先達。ここに大治氏の了解を得て全文をそのまま紹介する(原文は縦書き。一行当たりの字数の違いは御容赦頂きたい)。 ******************* 小沢一郎事件~今様政治家暗殺事件 東京地検特捜部が「小
昨年12月8日朝、石川県金沢市の石川護国神社で、22歳の金沢大生が切腹自決した。彼は北海道出身で金沢市に住む大学4年生、Sさんであった。警察が調べたところ、腹部と首に深い刺し傷があり、近くにはナイフと透明のビニールシートにくるまれた日章旗があった。 Sさんはナイフで腹を十字に切った後、自ら頸(けい)動脈を切って自決したものと判明した。この日は小雨が降っており、国旗を濡らさないようにビニールに包んだものと思われた。彼は黒のスーツにワイシャツ姿で、靴は脱いでそろえておいてあり、同日未明に人知れず自決したものとみられた。 彼が切腹した場所は、護国神社の境内でも奥まったところにある清水澄博士顕彰之碑の前であった。清水博士は慶応4年、金沢市の出身、東京帝大出身の憲法学者で、大正天皇、昭和天皇に憲法を講義したこともあった。その後、枢密顧問官などをへて、昭和21年から最後の枢密院議長を務めた。戦後の新憲
最近の反原発デモでは「右も左もない」「政治的な主張は禁止」というのが流行らしい。実際に行ってみると日の丸を掲げたガラの悪い連中が大挙してデモに加わっているという。労働組合が自分とこの旗を掲げると引っ込めるよう注意されるというのに。 先の選挙で大敗した、実質「第2民主党」でしかない日本未来の党の共同代表に社民党出身の阿部知子が就任した事を猛攻撃している連中も多いようだ。特に小沢一郎支持者にその傾向が強い。阿部知子の護憲や平和主義といった「ハト派」路線が気に入らないのだろう(阿部の平和主義も古巣の社民党のそれと同じで信用に値しないが、それについてはとりあえず別問題とする)。タカ派の小沢支持者であればそれもまあ当然ではあろう。早くも同党は分裂が秒読み段階に入っている。 この手の小沢系未来の党議員や支持者が理想とする党の政治性とは一体何なのだろう。原発には一応反対だが、外交・軍事・安全保障問題
先の衆院選を受けて、かつてホメオパシーをはじめとする非科学的な擬似医療を国費で研究しようと目論んだトンデモ民主党政権が崩壊し、代わってトンデモ自民党による第2次安倍晋三政権が誕生しました。今回のトンデモ政権の最大の売りは、「EM菌」「親学」「ナノ純銀除染」「予言者ジュセリーノ」の信奉者で幸福の科学信者からシンパ扱いされている下村博文氏の文部科学大臣への起用です。ネット上では「これじゃ文部擬似科学大臣だ」との声も挙がっています。 ■EM菌推進団体から表彰 下村博文文科相は、2011年に「日本アルベルト・シュヴァイツァー顕彰協会」という団体から「アルベルト・シュヴァイツァー賞」なるものを贈られています。この協会は、「EM」と呼ばれるオリジナル・ブレンドの微生物で水質を浄化したり放射能まで消せてしまうなどと謳う理美容室経営者の団体「SPC Japan」を母体としています。「SPC Japan」の
盗っ人猛々しい小沢一郎一派、政党交付金をネコババ。「日本未来の党」を乗っ取って「生活の党」に衣替えし、嘉田由紀子と阿部知子は離党 - kojitakenの日記 の続き。今度は朝日新聞から。 http://www.asahi.com/politics/update/1227/TKY201212270750.html 未来の党名「生活の党」に 嘉田氏ら分派へ 日本未来の党は27日、党名を「生活の党」に改め、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森ゆうこ副代表(参院議員)に変更することを総務省に届け出た。一方、嘉田氏は28日、政治団体「日本未来の党」を総務省に届け出る方針で、未来は結党1カ月で「分派」することになった。 総務省への届け出に先立ち、未来は27日、国会内で両院議員総会を開き、小沢一郎氏が代表だった旧「国民の生活が第一」出身の森氏と、嘉田氏のブレーンの飯田哲也代表代行が党を分ける方針を報告。1
インド北部パンジャブ州パティアラで、男2人から性的暴行を受けた少女(17)が警察官に相談したところ、容疑者との結婚を促され、少女は28日までに自殺した。警察側は少女に対応した警察官2人を免職、1人を停職の処分にした。インドのメディアが報じた。 少女は11月中旬に被害に遭った後、地元警察署に被害届の提出について相談。担当者らは金銭による示談を進めるか、容疑者のうちの一人と結婚するよう圧力をかけ、1カ月以上事件を放置した。 少女は今月26日、警察に侮辱されたことなどを遺書に記し、自宅で自殺。警察は27日、容疑者らを逮捕した。 インドでは首都ニューデリーで今月、バスの中で女性が集団暴行される事件が起きてから、各地でデモが激化。性犯罪への厳罰化を求める声が高まっている。(共同)
第2次安倍晋三内閣が発足した。目下、安倍新首相を取り巻くのは、期待、緊張、不安、警戒といったものが複雑に入り乱れる空気である。それは、「高揚感なき船出」と評すべきものであろう。 ≪野田チームの城明け渡し評価≫ この期に敢(あ)えて指摘しておくべきことであるけれども、外交・安全保障政策上、特に日米関係の上で、安倍新内閣への「赤穂城・城明け渡し」を恙(つつが)なく進めたのは、野田佳彦首相、玄葉光一郎外相、森本敏防衛相以下、副大臣、政務官を含めた、野田前内閣「外交・安全保障政策チーム」の功績である。 「城内を不用意に散乱させた」鳩山由紀夫内閣期、「散乱した城内を片付けるにも片付けられなかった」菅直人内閣期の状態のままで、「城」を明け渡されていたら、安倍新内閣は、発足当初から途方もない難題を背負い込むことになっていた。こうした手間を後に残さなかった故に、野田前内閣「外交・安全保障チーム」の努力を労
残念ながら小欄は、巨人党でないのはもちろん、ヤンキースファンでもないので、38歳の松井秀喜外野手が引退すると聞いても驚かなかった。プロの世界、ことに生き馬の目を抜く米メジャーリーグでは、実績のある大打者でも結果が出なくなれば、バットを置くしかない。 ▼日本の球団で再び活躍する道も選択肢としてあったが、彼の美学が許さなかったのだろう。年末に政党交付金目当てで、離合集散する政治屋たちとは対照的な引き際の鮮やかさに拍手を送りたい。 ▼引退会見も北陸人らしい誠実さがにじみ出ていた。ことに「一番の思い出のシーン」が、ワールドシリーズでのMVP獲得でもヤクルト・高津臣吾投手から放った初本塁打でもなく、「長嶋監督と素振りした時間」と答えたのが泣かせた。 ▼20年前のドラフト会議では、彼を巨人、阪神など4球団が1位指名した。阪神ファンだった松井選手は「(阪神の)中村監督、当たりクジを引いて下さい」と祈った
天空の星 2012年12月24日 08:15 春・夏・秋・冬 朝鮮初の実用衛星が軌道進入に成功した翌日、熱血漢で、同胞の信頼も厚かった総聯支部委員長がこの世を去った。享年48歳、働き盛りの年齢だった。 ▼学生時代、同級生たちと祖国と同胞社会の未来について真剣に議論した。常に前向きで、何事にも率先して行動することを信条とする「班長」だった。朝鮮大学校を卒業した年に東欧の社会主義が崩壊、世界が激変する中で、総聯活動家として経験を積んだ。巷にあふれる「北朝鮮崩壊論」に対しては、確信に満ちた口調で異議を唱えた。23年間、同胞運動の現場に身を置き、人々に希望を与えるムードメーカーとして奮闘した。 ▼亡くなる前日、委員長は終始上機嫌だったという。衛星発射成功の知らせに破顔一笑する姿が目に浮かぶ。大国の軍事圧力も、厳しい経済制裁も、朝鮮には通じない。祖国は、その力を世界に見せつけた。さぞや嬉しかっただろ
大統領選で初の在外投票 2012年12月25日 11:10 春・夏・秋・冬 南朝鮮大統領選で在外投票が実施された。日本でも10カ所に投票所が設置された。在日有権者のわずか5%の投票に留まったが、在日同胞らも初めて投票した。東京の「駐日韓国大使館」は、在外公館の中で投票者数が一番多かった ▼ある「投票参観人」は、京鄕新聞の取材にこう述べた。「民団が用意したバスで投票所を訪れた高齢者が、『1番に押せばいいと聞いたのだが』と周囲に尋ねていた」。1番は朴槿恵候補のこと。事実なら違法行為だ。投票は自書式ではなく、投票用紙に記載された候補者名(朝鮮語のみ)の横にスタンプを押して投票する。朝鮮語がわからない母親に同行した娘が代理投票し、それを選挙管理委が黙認しようとした一幕もあったという ▼アジアの二つの選挙が注目された。南朝鮮と日本に誕生する保守政権が東アジア情勢にどのような影響を与えるのか、各メディ
金正恩第1委員長参席のもと祝賀宴/衛星打ち上げ関係者を激励 2012年12月25日 11:53 共和国 朝鮮労働党中央委員会が21日、「光明星3」号2号機の打ち上げ成功に貢献した科学者、技術者、労働者、幹部のために、平壌の木蘭館で祝賀宴を催した。 金正恩第1委員長が李雪主夫人と共に宴会に参席した。 また、最高人民会議常任委員会の金永南委員長をはじめとする党・国家・軍隊の幹部が参加した。 金正恩第1委員長は、歓声をあげる参加者たちに答礼しながら、朝鮮で初の実用衛星である「光明星3」号2号機を成功裏に打ち上げることによって、金正日総書記の遺訓を輝かしく貫徹し、朝鮮の国力を全世界に誇示した科学者、技術者、労働者、幹部を祝賀、激励した。 第1委員長が演説 宴会では、金正恩第1委員長が演説を行った。 第1委員長は演説で、最先端科学の粋を集めた人工衛星「光明星3」号2号機の打ち上げ成功は、金正日総書記
2012年を振り返る 2012年12月26日 12:13 春・夏・秋・冬 希望と歓喜に満ちて迎えるはずだった2012年は、胸が張り裂けそうな悲しみの中で迎えた。金正日総書記は、金日成主席生誕100周年を迎える今年に、主席の念願であった強盛国家の大門を開くため各地を駆け回った。09∼11年の公開活動報道回数の年間平均は159回。病を患いながらの「強行軍」はまさに超人的だった ▼朝鮮人民は、仕事をもっとがんばっていれば「強行軍」を敢行する総書記の負担を軽減できたのではないかと、自責の念にかられた。落胆しながら朝鮮の将来に不安を抱いた在日同胞も少なくはなかっただろう。しかし、金正恩第1委員長の精力的な活動とリーダーシップは、不安を信念と楽観、勇気に変えていった ▼第1委員長の今年の活動報道回数は144回(25日現在)。中でも演説は5回も行い、発表した談話、論文、書簡などは13件にもおよぶ。それは
写真家・初沢亜利さん/写真集「隣人。38度線の北」出版 2012年12月27日 15:11 文化・歴史 主要ニュース 「反北感情」問い直し、親北ムードの広がりを 〝国家を超越した魂の結びつき〟 2010年4月に初訪朝し、今日まで4回にかけて朝鮮を訪れた写真家の初沢亜利さん(39)が、「隣人。38度線の北」(徳間書店)を21日に発売した。同氏は、平壌の他にも、新義州、咸興、元山、南浦、浮田、金剛山を訪れ、人々の生活ぶりなどをレンズに納めた。昨年10月には東京・銀座でこれらの写真を含む写真展を開くなど精力的に活動してきた同氏に話を聞いた。(聞き手・尹梨奈) 1973年生、フランス・パリ生まれ。上智大学文学部社会学科を卒業後、第13期写真ワークショップ・コルプスを終了。イイノ広尾スタジオを経て、写真家として活動を展開。日本や海外でも数々の個展を開く他、写真集、書籍を出版している。 -写真集が話題
真の朝・日友好実現するきっかけに 日本の植民地支配時代、栃木県に強制連行され犠牲となった朝鮮人犠牲者の追悼式が2日、塩谷、大谷地域でそれぞれ挙行された。総聯栃木県本部と日朝友好栃木県民の会が主催した。 塩谷地域での追悼式は、2001年から、上沢スカウ地区にある墓地で行われてきた。今年の追悼式には、総聯の各機関活動家と日朝友好栃木県民の会、宇都宮、大山、佐野など各地域にある日朝友好団体のメンバーをはじめとする日本市民ら30余人が参加した。この地域では2009年から2010年にかけ、墓地に繋がる山道に階段を設置、追悼碑周辺に大理石を敷きつめるなどの整備活動が行われてきた。 追悼式終了後、参加者たちは宇都宮市にある能萬寺に移動し大谷地域の追悼式に合流した。各追悼式では、参加者たちが犠牲者に黙祷を捧げ、焼香した。また日朝友好栃木県民の会、総聯本部の役員と来ひんがそれぞれあいさつした。 一方、ハナ信
「日本の右傾化、軍国化は深刻」/労働新聞 2012年12月25日 11:54 共和国 労働新聞24日付は16日に行われた日本の衆議院選挙で自民党が圧勝したことを受け、日本の右傾化と軍国化を懸念するという内容の記事を掲載した。詳報は次の通り。 今、国際社会は日本での衆議院選挙をめぐり懸念を表明しており、日本の政治情勢を鋭いまなざしで見守っている。 靖国神社を参拝し、過去に日帝の性奴隷犯罪問題を否定する妄言を吐いた極右政治家として知られている安倍は、今回の選挙公約で自衛隊を「国防軍」にすること、平和憲法を改正して集団的自衛権の行使を可能にすること、日米同盟をより深化させることなどを打ち出した。 日本で極右政治家たちの軍国主義の狂気が黙認されているのは、それだけ社会の軍国化が急速に推し進めてられていることを物語っており、日本のアジア再侵略は目の前の現実として近づいてきている。 少し前、安倍は米国
小中学生にアイヌ民族の文化や歴史を紹介する副読本『アイヌ民族 歴史と現在』の記述が不当な政治介入によって書き換えられようとした問題で、全国に波及した市民の運動によって、「修整」の撤回を勝ち取ることができました。 (釘丸 晶) 事の発端は、2011年12月6日の北海道議会予算特別委員会です。自民党・道民会議の小野寺秀道議は、副読本『アイヌ民族 歴史と現在』の「日本政府は、この島を『北海道』と呼ぶように決め、アイヌの人たちにことわりなく、一方的に日本の一部にしました」という表現について、「当時、アイヌが北海道を支配していたと認めるような文書」「歴史的事実と認識が食い違う」として問題視しました。 アイヌ文化振興・研究推進機構は、12年1~2月に副読本の見直しを検討。副読本編集にあたった編集委員らの了解を得ないまま、3月27日、道内外の教育委員会に、誤解をまねく恐れのある表現を改め、「修整」する旨
第2次安倍内閣発足の翌27日、新閣僚から原発推進発言や生活保護切り下げ発言など、政治を逆戻りさせる重大発言が相次ぎました。国民の願いに背を向ける同内閣の性格が早くもあらわになりつつあります。 茂木敏充経済産業相は「安全性が確認された原発は、(原子力)規制委員会の判断を尊重して政府の責任で再稼働を決めていきたい」と述べ、政府が前面に立って危険な原発再稼働を進めていく考えを表明しました。 先の民主党政権は大飯原発(福井県)以外の再稼働については、原子力規制委員会が判断するなどとしていました。 また、大間原発(青森県)や島根原発3号機についても、「すでに設置許可が下りている。建設中だ」と述べ、活断層存在の指摘などはお構いなしに新増設を進めていく姿勢を示しました。 大間や島根以外の原発の新増設についても「可否は専門的知見を十分蓄積した上で、大きな政治的判断になってくる」と述べ、今後も建設を認めてい
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