数学における結合性(けつごうせい、英: associative property[1],associativity)は、一部の二項演算がもつ性質である。演算が結合的であるための必要十分条件を結合法則(けつごうほうそく、英: associative law; 結合律、結合則)という。命題論理において、結合則(結合規則)は形式的証明における式に対する妥当(英語版)な置換規則(英語版)のひとつに挙げられる。 同一式にて同じ結合的演算が複数回現れる場合、それらの演算を施す順番は、被演算子の順序を変えない限り、結果に影響しない。つまり、(必要ならば中置記法と括弧を使った式に書き換えて)括弧の位置を入れ替えても、式の値は変わらない。例えば、 を例にとると、各行とも左辺と中辺で括弧の位置が変わっている(そして被演算子の現れる位置は変わっていない)けれども、その値である右辺は変わりないことを述べている。こ