米Novellは11月10日(米国時間)、「Mono Tools for Visual Studio」の正式版を発表、提供を開始した。米Microsoftの統合開発環境(IDE)であるVisual Studio向けのアドインモジュールで、Visual Studioを利用してLinuxなど非Windows向けの.NETアプリケーションを開発できる。 Mono Tools for Visual StudioはNovellが出資するオープンソースプロジェクト「Mono Project」が開発した拡張ツール。Monoランタイム技術を利用し、Linux、Mac OS、UNIXで実装する.NETアプリケーションのビルドとデバッグが行える。使い慣れたIDEを離れることなく、.NETアプリケーションのポーティングを行えるという。 分析、テスト、デバッグ、実装などの開発/ポーティング機能、ポーティング分析ツ
すでに、ほとんどWindows環境を必要としていない私にとって、わずかながらも会計アプリ、音楽制作の2つだけは、いまだにWindowsを使わざるを得ない。 「せめて会計アプリだけでも移行できれば、仕事環境をすべてUbuntu環境だけで構築できるのに」と長い間思い描いてきた。しかし、昨日の時点では、「まだしばらく待たなくてはならないなぁ」と改めて思い知らされたことは、昨日のエントリ「Wine上でWindowsアプリがどのくらい動くのか、改めて試してみた」に書いた通り。 そこに、「Mono」についてのコメントをいただいた。 Monoとは、Microsoft .NET Framework 互換の開発/ ランタイム環境。 Mono Projectページはこちら その存在自体は知っていて、以前OpenSuse上で動く環境を試してみた事もあったのだけれど、開発者ではない自分には用途がピンと来なかっ
「MonoやC#に依存するべきではない」――フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundation(FSF)の設立者、Richard M. Stallman氏がコミュニティに呼びかけた。C#のフリー実装は、ソフトウェア特許係争に発展する危険があるという。 6月26日(米国時間)、Stallman氏はFSFのWebサイトに、C#のフリー実装の危険性について説明する文章を掲載した。Stallman氏はまず、DebianがデフォルトインストールでMonoを搭載したことはコミュニティを危険な方向性に導くと警告する。 Stallman氏はその理由として、米Microsoftが将来的に、ソフトウェア特許を使うことでMonoなどあらゆるフリーのC#実装に対し脅威になる可能性があると指摘する。「C#の実装は悪いことではない。フリーのC#実装により、ユーザーがC#プログラムを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く