Rubyアソシエーション開発助成成果報告会 https://rubyassociation.doorkeeper.jp/events/74355
RubyKaigi 2016が始まりました!スポンサーであるグッドパッチもエンジニア数名で京都に来ています。 早速、今朝発表されたRubyの父Matzによる基調講演のレポートをお送りいたします。 Ruby3の柱 東京オリンピックの年にリリースすることを目指して開発されているRuby3には大きく3つの柱があります。 型(Typing) パフォーマンス(Performance) 並列処理(Concurrency) 今回の基調講演は、この中のひとつ「型」についての話です。 プログラミング言語の変遷 まずはじめに、プログラミング言語の「型」という側面についての振り返りがありました。 プログラミング言語にも時代によって流行りがあり、それは振り子のように繰り返されています。 かつては動的言語のSmalltalkやLispがあり、次に静的言語のJavaが流行し、JavaScriptやRubyのような動的
タイトルは釣りです。すみません。Ruby 3.0 はかなり先の将来の話なので、最終的にどうなるかはわかりません。でも Ruby 3.0 に重大な変更が予定されているのは事実なので、一緒に考えて欲しいと思います。 immutable string literal Ruby 3.0 では文字列リテラルをデフォルトで immutable (破壊的変更不可) にする、という方針が『決定』しました。(Feature #11473: Immutable String literal in Ruby 3) つまり、次のようなプログラムが動かなくなります。(当チケットから少し改変して引用) sql = "SELECT #{sec_id}, pt.path, st.doc_count " sql << "FROM #{stats_tablename} AS st " #### ←ここで例外: can't m
「Ruby 2が一般化した今、そろそろ新しいことを始めよう。これはRuby 3.0への扉を開く宣言です。未来へ備えよう。コミュニティとして死なないように、ワクワクする未来を妄想しよう。新しいことを始めよう」 こんな風に開発コミュニティに呼びかけたのは、世界的に人気の高いプログラミング言語「Ruby」(ルビー)の生みの親で言語設計者のまつもとゆきひろ氏だ。この「宣言」とも言える発言は、2014年9月に開催された「RubyKaigi 2014」で出てきたものだ。基調講演をしたまつもと氏は、講演の中で初めてRuby 3.0というメジャーバージョンへ言及して、次なるマイルストーンとして設定することを公の場で宣言した。 まつもと氏によれば、Rubyのコア開発者はこの何年かはRuby 2で忙しかったという。目の前にある現行バージョンのRuby 2をどうするかということや、機能の安定化、メモリ周辺の改善
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く