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2023年3月9日のブックマーク (7件)

  • ありふれたものの鑑賞ガイド

    慶応SFC石川研究室の展示会に「鑑賞ガイド」というものがある。ありふれていて、ふつうは鑑賞する対象じゃないものを愛でるためのガイドブック。ぼくはこれが大好きなのだ。今年も見に行った。 慶応SFC石川初研究室の展示会に行ってきた 慶応大学の石川初研究室では、例年、学生個人や班ごとの研究成果をまとめた展示会を行っている。研究室のコンセプトは「ランドスケープ思考」で、ざっくり分けると景観や造園といった分野の話になる。 のだが、それはよくて、とにかく先生が学生に対して出す課題や、学生の研究成果の1つ1つがとても面白いのだ。なので今年も見に行った。 今年の会場はこんなだった。東京・滝野川の「稲荷湯長屋」。銭湯のとなりの築百年の長屋を修復したところだそうだ。 中はこんなふう。学生たちの制作物がぎっしりと並ぶ。 そんな中でぼくが気になったのがこの机だ。入って2秒くらいのところにある机なのだが、結局ここで

    ありふれたものの鑑賞ガイド
  • 徒歩移動趣味人にとってのヘブン 山梨県甲府市(行ってよかった地区町村)

    デイリーポータルZにはファンクラブ「デイリーポータルZをはげます会」があります。 入会すると長文のメルマガ、会員限定のコンテンツをご覧いただけます。 チラ見せはげます会では会員だけが見られるページに載っている記事の一部を転載します。これで興味を持ってもらって入会するようにと願っております。 (はげます会の説明・入会はこちら) 徒歩移動趣味人にとってのヘブン 山梨県甲府市 (與座ひかる) ふと温泉に行きたくなり「温泉に行きたいけど、遠いのも高いのも嫌」と温泉ライターの永井千晴さんにゴネたことがあります。その時おすすめされたのが「甲府でグルメを満喫して街の温泉銭湯に入れ」という指示でした。言われた通りに翌週山梨・甲府駅に向かいました。 とても美味しいというカフェ、有名なおそば屋さん、お目当ての銭湯を満喫しようと決めました。すべて甲府駅が最寄りで、1日で回れる計算です。ただ、どれも駅から徒歩15

    徒歩移動趣味人にとってのヘブン 山梨県甲府市(行ってよかった地区町村)
  • ドラッグストアにあるヘアカラー剤の見本の毛をつくる

    断髪 毛先だけブリーチをしていたので、ブリーチで色が抜けている部分を複数個に分けて結んで切ってもらった。 美容師さんに「この切った毛束をツヤツヤにして色を入れたいのですが」と伺ったところ、 「とにかく丁寧にやるといいですよ!(要約)」 と、アドバイスをいただいた。 そんなこんなで切った髪がこれ 染色 …というのが一か月前の話である。 切ってすぐは、この毛束を見ても愛着しかなかった。しかし、一か月経った今は、完全に自分の身体から離れた老廃物然として禍々しく存在している。指先でなぞったときの冷たさも、なんとなく死の雰囲気を連想させる。 親近感を取り戻すために、まず複数回トリートメントをしてサラサラにしたものがこちら。 乾かす時は手が足りないので、足の指で毛束を掴んだ。 セルフカラーは初挑戦。上手くいけばグリーンアッシュになる予定だ。 髪に液を付けるとじわじわと緑に変わった。同時に強烈な化学臭が

    ドラッグストアにあるヘアカラー剤の見本の毛をつくる
  • ピーナッツバターとバナナ、ベーコンが挟まっているエルヴィスサンドを知ってほしい

    1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日社)。 前の記事:蛍光灯の箱をどんな改造をしてもいいから遠くに飛ばす > 個人サイト 片手袋大全 エルヴィスは片手袋と同じ、意識すると見える 私は「片手袋研究家」を名乗り、片手袋を20年近く研究している。 エルヴィスは出生時に双子の兄を死産で亡くしているので、片手袋的存在といえる これまでに遭遇した片手袋は5,000枚以上。「え?片手袋ってそんなにあるの?」と思われるかもしれないが、ある。「別に珍しくもなくてそこら辺に当たり前にあるからこそ、誰も見なくなってしまう存在」、それが片手袋なのだ。 そしてそれは、エルヴィス・プレスリーも同じといえる。 なにしろ亡くなってから45年以上経ってしまっているのだ。 少し知っている人で

    ピーナッツバターとバナナ、ベーコンが挟まっているエルヴィスサンドを知ってほしい
    bolivia
    bolivia 2023/03/09
    関係ないけどお若い方々にエルビス演算子(?:)の由来を説明しても通じなかったりする。
  • アメ噛みレビュー40(デジタルリマスター)

    突然だが、私は飴は噛むモノであると思っている。 誰がなんと言おうと、そう思っている。 と言うか、そもそも私は飴をなめるということができない。 飴を口の中に入れたその次の瞬間には、無意識のうちに飴を噛んでしまっているのだ。 これはもう、DNAに刻まれた能。私はそう理解した。 とまぁ、そこまで酷い飴噛み中毒は別にしても、 飴を噛むのが好きだという人は、結構多いのではないだろうか。 もうこの際、飴をなめるのはやめよう。みんなで飴を噛もうでないか。 というワケで今回は、なめずに噛むことを前提とした飴のレビューです。 ※2007年12月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳

    アメ噛みレビュー40(デジタルリマスター)
  • クイズ!「一見、何に使うのかわからない登山グッズ」ベスト3(選者:松本圭司)

    こんにちは、編集部 石川です。 隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。 今日は登山の記事でおなじみの松圭司さんに、「一見、何に使うのかわからない登山グッズ」のベスト3を選んでいただきました。クイズ形式でお送りします。では松さん、お願いします! 松さんが選ぶ「一見、何に使うのかわからない登山グッズ」ベスト3 こんにちは、松です。登山の道具が好きです。登山は重力との戦いなので、なんでも小型軽量、一つのものが多用途に使えたりしてかっこいい。 たとえば、これは小型で多用途の代表みたいなナイフ。レザーマンのJuice CS4。 メチャクチャ機能があってそそられるが、実際に使う機会はあまり無い。重さは160g。 なのでついつい買ってしまいます。そんなわけで大量の山道具があるわけですが、中でもちょっ

    クイズ!「一見、何に使うのかわからない登山グッズ」ベスト3(選者:松本圭司)
  • コンビニが海の近くにあるとすごくいい

    1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:いま日にいるジャイアントパンダの見分け方 > 個人サイト たぶん日記 コンビニと海が揃えばなんでもできる 年度末。確定申告の季節だ。やることが普段よりちょっと多い。 するとどうだろう。どこかに出かけたい気持ちはあるのに、その「どこか」を探すのをおっくうに感じてしまうことがある。 元気が足りないと「見つける」「選ぶ」がちょっと大変になるのだ。 そんなときにおすすめしたいのが、とりあえず何も考えないで「海が近くにあるコンビニ」だけを目指すことである。

    コンビニが海の近くにあるとすごくいい