今から1年と少し前に「Webサービスを設計するための単純明快な方法」という記事を書きました。そのなかで次のような手書きの絵を出しました。 「Webサービスの設計:Webの状態遷移図の描き方」では、図に関する説明を追加しました。 上の図で番号が付けられている各部の名称は次のとおりです。 トリガー リクエスト辺 アクションノード レスポンス辺 状態ノード このような絵を、僕はもう手書きしなくて済みそうです。状態、トリガー、アクションなどの繋がり具合を記述するファイルから、状態遷移グラフを生成できるようになりました(Graphvizを使っています)。 このグラフのもとになるデータは単に図のための記述ではありません。それ自体がWebアプリケーションの設定ファイルになっています。“設定”というより、Webアプリケーション“そのもの”だ、と言ってもいいかもしれません。なぜなら、Webアプリケーションの