2009年8月1日のブックマーク (1件)

  • 『TOKYO一坪遺産』坂口恭平(春秋社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 はじめてパリに行ったとき、その街並み、建築はもちろんだが、ああ、西洋だなあ、としみじみ感じたのは、建設現場のありようを見たときだった。ちょうどルーヴル美術館が「グラン・ルーヴル・プロジェ」、ミッテラン政権下の大再開発の真っ最中だったのだ。館の入り口に辿りつくまでに、改築現場脇の殺伐とした通りを長々と歩かなくてはならなかったのだが、その広大さと、仕事をしているのかいないのか、なんだかやけにのんびりしているようにみえる現場の人たちの様子をみて、ここでは百年も二百年も先までもつ建築物を造ろうとしているのだなあ、年中、壊したり建てたりをくりかえてしている日の都市の建設現場とはずいぶん趣がちがう、と妙に感心した。その直後の日では、メセナという言葉がやたらと飛び交い、美術館がうようよと建った。あのバブル期の建設ラッシュ、今はさすがにおさまった感があるが、それでも新しい美術館は

    『TOKYO一坪遺産』坂口恭平(春秋社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    bono_hako
    bono_hako 2009/08/01
    一坪空間は落ち着く。