2020年は「TikTok発のヒット」が存在感を発揮した年だった。 年間ビルボードジャパン総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」で総合首位を獲得したYOASOBIの『夜に駆ける』、紅白歌合戦に出場を決めた瑛人の『香水』をはじめ、TikTokをきっかけに、過去の曲が時間差でバイラルヒットした例も多かった。 しかし、このブームの裏で意外と知られていないのが、TikTokから生まれた書籍や流行語などの「領域横断型ヒット」だ。
(注意)この記事の最後に自分の作品の宣伝をします。こんにちは。森です。漫画家・漫画原作者をしてます。 さて、記事タイトルでもパロディしておりますが、最近Twitter上でよく見かける「〇〇が××する話」と内容が分かりやすいタイトルをつけて漫画の第一話を全部載せて、最後に本の宣伝をするツイートについての話です。 最近、この形式でバズっているツイートを見かけた方も多いかと思います。 自分も先月末、発売中の漫画の冒頭部分を連投ツイートし、途中にAmazonのリンクを貼って宣伝しました。 結果、このツイートによって認知してくれる読者の方が増え、売上が上がり、宣伝としてかなり効果的でした。 (ここでいう売上が上がったというのはAmazonのKindleマンガランキングがかなり上位に入ったことを指しています。細かいことは後述。) ということで、そこらへんのことをnoteに書いておけば多少なりとも誰かし
えり @simeno_yuki 先日から通ってる美容院が雑誌廃止してiPad Proでdマガジンを読ませてくれるようになったんだけど、美容師さん側も気遣わなくてよくなったし、お客さんも200誌以上の中から好きなものを読めるって喜んでるからdマガジンにしてよかった…って美容師さん言ってた 2018-07-02 08:48:01 えり @simeno_yuki なお、美容師さん曰く「思いのほかビジネス誌を読む人が多い、いままでファッション誌渡してたのはなんだったのか」だそうです(確かに私もdマガジンになってからは美容院で東洋経済とか読んでる 2018-07-02 08:48:52 えり @simeno_yuki 思いがけずじゃっかんバズってしまったので絶対にこの手のツッコミが来るだろうと身構えてはおりました。結論からいうと、【dマガジン for Biz 】という商用利用のためのサービスなのでノ
青少年の健全育成のために、コンビニ売り場の成人雑誌をカバーで覆う──。今年の夏に実施予定だった千葉市の事業が、関係者の同意を得られず頓挫した。老若男女が訪れる社会インフラを自任するコンビニにとって、避けられない課題となりそうだ。 「取り組みの意義はどのチェーンにも理解してもらえたと思う。だがどう実施するかで折り合いをつけられなかった」。千葉市・健全育成課の担当者は悔しがる。今年8~9月に実施するはずだったある施策が、頓挫したからだ。 予定していたのは、コンビニエンスストア売り場の成人向け雑誌にビニールのカバーをかぶせ、表紙の扇情的な写真やイラストが、購入客以外の目に触れにくくする取り組み。市の2017年度予算にカバーや告知ステッカー代として約39万円を計上。セブン-イレブン・ジャパンに協力を要請し、市内12店で実施する計画を立てていた。
東京国際ブックフェア(TIBF)は、24回目となる今年の開催を休止し、2018年9月の開催を目指すことを決めた。2016年に電子出版EXPOが消え、一般消費者向けの「純粋な『読者イベント』」として再出発したTIBFはさらに漂流することになる。ニューヨークのDigital Book World (DBW)も1月が最後となりそうだ。何が起きているのだろう。 市場に背を向ける出版業界の運命 TIBFは書籍産業全体のイベントであり、米国のBook Expo America (BEA)、ロンドンのLondon Book Fair (LBF)、パリの Salon du livre、北京の国際ブックフェア (BIBF)、そしてフランクフルトのブックフェアと並ぶ存在だ。ブックフェアは、国の文化産業の国際的影響力を反映する重要なイベントだが、DBWはデジタル出版の専門イベントで、直接の比較には無理がある。
さてさてさて。 皆様今日も元気に読書ライフに励んでおられますでしょうか。 年明けからこちら、出版・編集・作家界隈による電子書籍disの関連ツイートが引きも切らさぬ今日このごろ。 「出版界隈クソツイートオブザイヤー」を決めるべくTogetterにまとめようかな、などと思ってしまったぐらいには楽しい日々を過ごさせてもらっております、さとっちです。今年の目標は「紙の本の敵になります」です。 振り返ってみれば去年買った紙の書籍は15冊ぐらい(同人誌除く)、一方で電子書籍は400冊を超えました。 ほぼ完全に完全に電子版へシフトした身としましては、一連のツイートに対して思うところがある、というよりも、 「何言ってやがんだオメー」という例の画像をそのことごとくに送りつけたくなる衝動と戦う日々なのですが、流石にそれも精神衛生上よろしくない。 いえ、精神衛生上はともかくとしてTwitterの画像をガチャ爆死
出版社の皆様へ Fujisan.co.jpサービス概要|雑誌・定期購読なら日本最大級の【Fujisan.co.jp】で
漫画原作者の猪原賽@iharadaisuke です。個人的に親交のある漫画原作者・星野茂樹さんの作品『解体屋ゲン』は、なぜかコミックスの出ていない人気長期連載作品として一部のマンガ読みの中で話題の作品ですが、今月、漫画作画担当の石井さだよしさんが「過去の全話無料公開」というツイートをし、ネット上での話題となりました。 今回はその“衝撃”を取り上げつつ、「マンガは雑誌で読まない、コミックス待ち」という方に、コミックスがなかなか出ない底辺原作者(=俺)の悲しみを白状したいと思います。 【1】コミックスは必ず出るわけではないんです 1-1:コミックスが必ず出るのは一部の週刊少年誌だけ! 私がこれまで立ち上げた連載は、必ず友人に「読んでね」と連絡して来ました。別に雑誌を買ってもらうよう(そしてアンケートを入れてもらうよう)強要することはありませんが、たったひとつ、受け取った返事で残念に思うことがあ
最近のKindle雑誌問題。anan佐々木希の非掲載返金騒ぎ、修羅の刻を消す月マガ電子版書きおろし表紙、いつでも買えるわけじゃないバックナンバー - きんどうりさいくる http://kindou.hatenablog.com/entry/2015/09/29/101716 漫画雑誌における電子書籍化の弊害で最たる例は「載らない漫画がある」ですが、他にも色々とあります。 たとえば、 フィギュア等の付録がない もちろん、私のように無い方が嬉しい人も一定数いるとは思いますが欲しい人もいるでしょう。 まぁ、ないならないで問題ないんですが付録がない電子書籍版が紙版と同じ値段というのはげせぬ… そして個人的に困るのが アンケートが出せない雑誌がある これですね。 Dモーニングやジャンプ+のようなアプリ版だとかなり簡単にアンケートが出せるんですよね。 しかし、Kindle等で発売されている漫画雑誌では
TPPにより二次創作文化の存続が危ぶまれる昨今ですが(関連記事)、そんな中、KADOKAWA×はてなのタッグによる新たな小説投稿サイト開設の情報が飛び込んできました。何とKADOKAWAがこれまでに刊行してきたラノベ作品の二次創作も投稿可能とのこと。何それ、すごい! 壮大な告知PV サイトは今年の冬に開設予定で、名称は未定。告知に合わせてオープンしたティーザーサイトによると、ユーザーは文字数無制限で作品を執筆・公開でき、ユーザー同士で作品を評価可能、ランキング機能も搭載します。 同様の小説投稿サイトには「小説家になろう」などがありますが、特筆すべき点はKADOKAWAが同社刊行作品の二次創作を認めているというところ。12月時点で対象となる作品は「バカとテストと召喚獣」「涼宮ハルヒの憂鬱」「ココロコネクト」「ログ・ホライズン」など、いずれも同社を代表する名作ばかり。サイトオープン後も随時対象
1月の注目新作アニメ『無彩限のファントム・ワールド』のCM動画が公開され、一部のアニメファンが歓喜し、大いに高ぶっているようだ。 『無彩限のファントム・ワールド』(KAエスマ文庫)は、秦野宗一郎によるライトノベル。幽霊・妖怪・UMAなど、人々が“幻”と思っていた存在“ファントム”と、人類が繰り広げる、魅惑誘惑幻惑の学園異能ファンタジーだが、原作第2巻の紹介文には、堂々「エロス(愛)とタナトス(死)―二極の欲動が導き出す学園ファンタジー」と記されており、“これは京アニのエロスが期待できるのでは”と、欲動にまみれた男性ファンから多くの注目を集めていた。 というのも、美麗な作画、丁寧な演出で高い評価を受け続ける京都アニメーションは、可愛い美少女キャラクターを多数、世に送り出してきたにも関わらず、過剰な視聴者サービスを良しとせず、パンチラ、胸揺れを割と抑え気味にする傾向にあった。 一方で、先日劇場
紀伊国屋書店は21日、インターネット書店への対抗策を発表した。9月刊行予定の人気作家、村上春樹氏の著書の初版10万冊の9割を出版社から直接買い取り、自社店舗のほか他社の書店に限定して供給する。アマゾン・ドット・コムなどネット書店の販売量は5千冊にとどまる。紀伊国屋書店は売れ残りリスクを抱えるが店頭への集客につながると判断した。一般に出版物の流通は取次が出版社から書籍などを仕入れ、書店に配本する
毎年、秋に行っている “ Social Book Reading with Chikirin (SBR w/C) ” を、今年は 8月 8日(土)に行います。 これは、みんなでひとつの本を読み、ツイッター上で本の感想を交換し合うイベントで、過去 3回のイベントには多くの方が参加してくださいました。 これまでの課題図書は、 第1回(2012年) 未来の働き方について考えよう! (グローバル編) https://amzn.to/3l9c9QQLIFE SHIFT(ライフ・シフト) | リンダ グラットン, アンドリュー スコット, 池村 千秋 |本 | 通販 | Amazon → Kindle 版 第2回(2013年) 未来の働き方について考えよう! (自分ごと編) https://amzn.to/3l9c9QQ → Kindle 版 → 楽天ブックス 第3回(2014年) 人工知能について考
Blogのプロフ写真、顔がテカってて気持ち悪いと言われ、イラストに変えましたが、精一杯生きています。日々是諸行無常ですが、皆様こんにちはこんにちは。 先日の6/25、阿佐ヶ谷ロフトにて、第2回電子マンガサミットが開催されました。 漫画家の鈴木みそさん、赤松健さん、小沢高広さん(うめさん)に、eBookJapan創業者の鈴木雄介会長が入って、電子マンガの表裏が語られる伝説のイベントも第2回です。私も、データマンと言う事で、色んなマンガ業界のデータを解説する係として、檀上末席に 座らさせていただきました。 詳細は別にレポートがあると思いますが、3年前の同サミットから改めて考えると、電子コミックと漫画家の関係については、課題は変わらず規模だけが大きくなってきたのかなぁと感じました。 3人の漫画家さん達は、この3年で様々なことを仕掛け、これからも話題の中心になっていきそうな 準備をされていました。
■出版社はもはや自前で新しい書き手を発掘し、育て、売り出すことが難しくなっている R&Dとプロモーションがネットとテレビ頼みになっていることのひとつの象徴が、今回の芥川賞の結果でした。 どういうことでしょうか? 又吉さんのように芸能人としてのネームバリューを活かして単行本が出版される作家がいる一方で、いくつもの小説誌(とくに純文学を掲載する文芸誌)では、 「え? 御社の新人賞を受賞した書き手なのに、雑誌に載せるだけで、御社から単行本化できないんですか?」 「え? 御社から依頼を受けて雑誌に連載した企画なのに以下略」 「え? そもそも雑誌にも載せてもらえないんですか?」 といったことが、少なからず起こっています。 (もちろん、すべての出版社がそうなっているわけではありませんが) マンガ雑誌は単行本になる原稿を取る媒体であって、雑誌が売れなくてももはやしょうがない、という状態になっていることは
「かぶってるなー(汗) 本書を読んだ後の正直な第一印象はこれだ。筆者は2011年のいわゆる電子書籍元年から、この分野を追いかけていて、本書で取り上げられているサービスや運営者に話を聞いてきた(※)。そこには『でんしょのはなし』(鈴木みそ/マイクロマガジン社)で登場するものも含まれている。 ●Jコミ(現「絶版マンガ図書館」)(赤松健氏) ●講談社 Dモーニング ●アマゾンジャパン Kindle/KDP(友田雄介氏) ●コルク(佐渡島庸平氏) ●ピースオブケイク cakes/note(加藤貞顕氏) ●マンガボックス(樹林伸氏) もちろん『でんしょのはなし』の著者・鈴木みそ先生にも話を聞いている。 だが、鈴木みそ氏がマンガ家であること、マンガで取材内容が紹介されることの分かり易さは随一だ。深い話では僕も負けていないつもりだが、この分かり易さには絶対に敵わないなと素直に思う。学生に「電子書籍につい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く