海賊版サイト問題に子どもの漫画離れ――日本の漫画産業の行方に注目が集まる中、国内漫画誌で発行部数1位を誇る『週刊少年ジャンプ』(集英社)はデジタル領域にどのように取り組んでいくのか。 そんなジャンプの“未来”について語り合うトークイベント「ジャンプのミライ2018」が5月9日、東京都内で開催されました。IT関係者、開発者を招いてジャンプのデジタルサービスの「これまで」と「これから」について紹介するだけでなく、編集長たちがトークセッションを繰り広げるという異例な催しに。 「ジャンプのミライ2018」トークセッションの模様 トークセッションでは『週刊少年ジャンプ』の編集長・中野博之さん、「少年ジャンプ+」の編集長・細野修平さん、両誌の編集長を経て現在は集英社第3編集部部長を務めている瓶子吉久さん、「少年ジャンプ+」「ジャンプBOOKストア!」などの運営業務を担当したICE取締役の渡邉一弘さんが