ツバメノートというノートをご存じだろうか。浅草の職人さんが1947年(昭和22年)からほぼ変わらない製法で作り続けているノートで、1冊150円からの大学ノートなどが有名だ。販売店での個別売りのほか、3000冊からの別製(オリジナル製作)を請け負っており(既存ノートにロゴ入れるのみの場合は100冊からも可能)過去にはフランスのファッションブランド「アニエス・ベー」のノートなども手掛けている。 ツバメノートの魅力は、主材料である紙にとことんこだわっている点。「ツバメ中性紙フールス」と呼ぶ独自開発した筆記用紙を使用しており、表面がデコボコしていない、インクがにじまないなど、とにかく書きやすさを追求している。 そんなツバメノートに惹かれて作られた別製ノートが国内にも幾つかある。その1つが今回紹介する「Thinking Power Notebook」だ。このノートは、国立大学法人富山大学芸術文化学部