小宮山厚労大臣になってから、厚労省はやたらと年金「改革」案をぶちあげるようになった。 基礎年金の夫婦分割案、週20時間以上働くパート労働者も厚生年金の対象にする案、年金受給開始年齢を68歳まで引き上げる案、マクロ経済スライドをデフレ時でも発動する案などなど。 なぜこんなに年金「改革」に厚労省が急に熱心になったのか、しかも抜本改革ではなく小手先のつまらない改革に、と思っていたら、100年安心といっていた、つまり100年間年金の積立金が持つはずだったのに、積立金があと20年しかもたないという現実が迫ってきたからだ。 もちろん100年安心年金も、運用利回りが80年近く4.1%を維持され、国民年金の保険料納付率は80%近くまで急回復する等といった夢物語をベースにしているので、まったく根拠はないのだが。 2006年度に厚生年金と国民年金をあわせて149.1兆円だった積立金は、2011年度末に

