羊毛フェルトで作ったモルカーたちを、少しずつ動かしては1コマ1コマ写真撮影するストップモーションの技法を用いた本作。1月12日(火)の第2話放送時にはTwitterで50万件以上つぶやかれトレンドを席巻した。 以来、手作りのぬいぐるみやファンアートなどが次々SNS上に登場する盛り上がりを見せており、現在(2月17日)、公式Twitterアカウントのフォロワー数は38万人を超えている。 『モルカー』のエグゼクティブプロデューサーである杉山登氏に、制作時のエピソードや『モルカー』の生みの親である見里朝希監督のこだわりについて語っていただいた。(全2回の2回目/前編を読む) ダークさと可愛さが両立した見里朝希監督のバランス感覚 ――1992年生まれで20代後半の見里監督と、『モルカー』という作品を作り上げていくときに、杉山さんが心がけたことをお教えください。 杉山 子ども向けの作品として楽しく魅
