タグ

ブックマーク / stillblue.ti-da.net (8)

  • 『黄夫人の手 ---黒石怪奇物語集』大泉黒石

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 怪優と呼ばれる役者が少なくなってきたような気がする。 もっとも、怪優と呼ばれるための条件は何かといえば個人差があって、だから、当に少なくなってきているのかというのは怪しい部分もある。 特に僕の場合は、子供向けの特撮物のドラマに出ているというのが条件の一つになっている部分もあって、岸田森とか天英世とか大村千吉とか塩沢ときとか、そのあたりが僕の中での怪優なのだ。 そして、その中のひとりに大泉滉という俳優がいる。サルバドール・ダリにその風貌が似ていて日人離れした顔立ちだったのだが、実際、ロシア人と日人のクオータだった。というのはこの

    『黄夫人の手 ---黒石怪奇物語集』大泉黒石
  • 『鬱ごはん1』施川ユウキ

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 毒をらわば皿まで、というわけではないが、『バーナード嬢曰く。』、『オンノジ』と読んでしまったので、ここで『ごはん』を素通りしてしまうというのはいかがなものかと思い、読んでみることにした。結局、なんだかんだいって出版社の思惑にまんまと乗せられてしまったという気もしないでもないが、しかし、施川ユウキの漫画が気に入ってしまったことには違いない。 で、この漫画なんだけれども、をテーマにした作品は数あれど、そのどれもがべることの楽しみや喜びを描いているのに対して、それとは全く正反対のことを描いている。 いや、どの話も基的に主人公が何かし

    『鬱ごはん1』施川ユウキ
    boxmanx99
    boxmanx99 2013/06/27
    "あのイーガンねたは『鬱ごはん』のおまけまで読んでようやく完成するのだった"
  • 電子書籍について

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 電子書籍用端末というと、世間ではAmazonKindleとか楽天のKoboとかが、良い意味でも悪い意味でも話題になっている中、ほとんど話題にもされていないSonyのSony Readerを買った。 そろそろ蔵書の収容スペース問題というものを真面目に考えなければいけなくなっている現在、電子書籍はその解決策の一つで、だいぶ前から電子書籍に関しては検討してはいたのだが、だからといって使い勝手の悪いものを買っても仕方がない。 タブレット端末ならば、仮に電子書籍端末として失敗しても他の使い道があるので電子書籍用の端末として買ってもいいとも思った

    電子書籍について
  • 『タイムマシン』ウェルズ

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 書店で手にとってあまりの薄さに、まさかとは思ったけれども目次を見たら「タイムマシン」しか収録されていなかった。 もっとも小説は「タイムマシン」しか収録されていないけれども、ウェルズによる補遺、これは1931年版の序にあたる文章、そしてマリナ・ウォーナーによる補説、パトリック・パリンダーのH・G・ウェルズ小伝、巽孝之の解説、ウェルズ年譜、訳者あとがきと、タイムマシン三昧といった内容で、おまけの部分の方が文よりも読みがいがある。 ウェルズは実は、『宇宙戦争』しか読んだことがなく、「タイムマシン」を読むのはこれが初めて。とはいうものの、映画

    『タイムマシン』ウェルズ
    boxmanx99
    boxmanx99 2012/06/01
  • 箱テーマのアンソロジー

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 以前に、「続編」をテーマにした架空のアンソロジーというものを考えてみたことがあった。 その時にもう一つ、おもしろそうなテーマが浮かんだのだけれども、いざ作品を選んでみようとするとなかなか思うような作品が思いつかず、しかも途中で作品リストを紛失してしまったりと、一時はあきらめてしまった時もあったけれども、所詮はお遊びと思いなおして気軽に考えていったらなんとなく作品が揃ってきた。 それが「箱」をテーマにした今回の架空のアンソロジーだ。 「箱」星新一 箱というのは不思議だ。 基的に、箱というものは何かを入れるものであり、箱を手に入れるという

    箱テーマのアンソロジー
    boxmanx99
    boxmanx99 2011/11/15
    箱男がないのは、長いからかな・・・
  • 2011年08月24日│アルファ・ラルファ大通りの脇道

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 完結したら一気に読んでしまおうと思っていた『鋼の錬金術師』は27巻にも及ぶ長編になってしまったのでなかなか読むというところまで踏ん切りがつかなくなってしまった。もちろん27冊程度ならば読むのはそれほど問題ではないけれども、読むということは自分の部屋に27冊のが増えるということだ。 もちろん漫画喫茶とかで読んで済ますという方法もなきにしもあらずだが、基的に僕はそういうことをしない。他人様はどうであれ、趣味らしい趣味といえば読書であるいじょう、その趣味お金を掛けないというのはなんだか申し訳ない気持ちになるのだ。所詮、道楽なのだ。道楽に

    boxmanx99
    boxmanx99 2011/08/25
    趣味らしい趣味といえば読書であるいじょう、その趣味にお金を掛けないというのはなんだか申し訳ない気持ちになるのだ。所詮、道楽なのだ。道楽にはお金を掛けるべきものではないだろうかと思っている//全く同感
  • 『ムーミンパパ海へいく』トーベ・ヤンソン

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 題名だけ見ると、ムーミンパパが海へ行って何か冒険する話のようなものを想像するけれども、海へ行くのはムーミンパパだけではないので、正確にいうならば『ムーミン一家海へいく』になる。 しかし、こう書くと海へレジャーをしに行くような話に思えてしまうのでこの題名でも駄目だ。 今回はムーミンパパが自分の威厳を保たせるために、住み慣れたムーミン谷を捨てて、何処とも知れない海に浮かぶ島へ一家総出で引っ越してしまう話なのだ。 自分のプライドのために勝手に引っ越しを企ててしまうなんて、家族としてはたまったものではない。で、灯台のある小さな島へ引っ越しして全

    『ムーミンパパ海へいく』トーベ・ヤンソン
    boxmanx99
    boxmanx99 2011/08/24
    ムーミン
  • 50音を好きな小説で埋めてみる

    コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだの感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 ふと思いついて、50音を好きな小説で埋めてみました。 あ:あなたの人生の物語 い:異邦の騎士 う:ウィチャリ-家の女 え:エジプト十字架の秘密 お:おめでとう か:火星夜想曲 き:キャッチワ-ルド く:グリ-ン家殺人事件 け:ゲイトウエイ こ:ゴ-リキ-・パ-ク さ:サンティアゴ し:シカゴ・ブル-ス す:スイ-ト・ホ-ム殺人事件 せ:静寂の叫び そ:そして誰もいなくなった た:旅のラゴス ち:地球の長い午後 つ:つぎの岩につづく て:ティンカ-、テイラ-、ソルジャ-、スパイ と:都市 な:なめくじに聞いてみろ に:ニュ-ロマンサ- ぬ

    50音を好きな小説で埋めてみる
  • 1