facebookやMySpaceなど、友人とのコミュニケーションがメインの目的である「ピュア」なSNSにとって、その膨大なトラフィックの収益化は長年の課題と言われています。やや楽観的と言われるeMarketerの調査では、アメリカ国内だけで2008年にMySpaceは$585M(約514億円)、facebookは$210M(約185億円)の広告売上があると見積もられています。 ちなみにAlexaによると、MySpaceのトラフィックの70%がアメリカから、一方facebookは30%がアメリカからのようです。facebookはユーザー参加型(クラウドソーシング型)翻訳で国際化しましたが、海外オフィスはいまだにダブリン、ロンドン、パリだけですし、世界的な規模で見ると広告売上高の増加率はアメリカ国内ほどではないと思います。 また、2008年11月24日に発表されたオンライン広告に関するIDCの
僕が最近訪れたサイトはどこもかしこも、SEOを目的としたサイト内リンク構造とアンカーテキスト最適化のためにフッターリンクを使う傾向を示していた。この手法はここ数年の間は有用だったけれど、現在僕がこれを誰かに奨めることはめったにない(SEOmozでもやはり、まもなくカテゴリ・リンクにフッターを使うのをやめる予定だ)。その理由を説明しよう。 フッターリンクは検索エンジンによって自動的に低く評価される可能性があるその証拠を見てみよう ヤフーは、フッターリンクの評価を下げる可能性があると説明しているし、ビル・スワーブスキ氏はそのことを示すような特許をヤフーが出願したことを明らかにしている。 また、伝えられる状況を見ていると、グーグルも同じような(あるいはもっと踏み込んだ)対応をするかもしれない。 言うまでもなく、確実にリンクが最大の価値を渡すようにしたいのなら、フッターリンク(特にフッタークラス自
この連載では、主に企業の広報担当者に向けて、初めて書く人でもわかるリリースの書き方から、ネット時代に即したリリースの書き方など、明日から役立つ基礎情報をお届けします。今回はリリースの書き方の具体的なノウハウをご説明します。ヘッダーからリードまで、リリースの基本要素を細かくチェックしてみましょう。 最近、ある企業からの依頼で広報業務をサポートをした時、私は新聞社時代(※著者は元全国紙の経済部記者)の同僚や他社の記者仲間にニュースリリースを届けて内容を説明し、記事に取り上げてもらうように頼んで回りました。その際、新聞と同じ段組み形式で、見出しや文章、写真を縦書きでレイアウトしたニュースリリースをA4の紙に印刷して作りました。受け取った記者たちは「面白いなぁ。新聞と同じ(縦書きの)スタイルで見せられると、何だか重要なネタのように感じるよ」と笑って話し、記事にしてくれました。このケースは直接の手渡
米小型ソフト開発大手RockYou,日本市場参入–ソフトバンクと合弁会社設立という記事より。 デスクトップ上などで動作する小型ソフトウエア「ウィジェット」開発の米大手RockYouが日本市場に参入することが,2008年12月12日までにわかった。ソフトバンクと合弁会社を設立。2009年1月から営業活動を開始すると見られる。 FacebookなどのSNSで動作する小さなアプリケーション「ウィジェット」を開発する「RockYou」が、ソフトバンクと合弁会社を設立して日本参入するようです。 社長には孫正義・ソフトバンク社長の弟で,オンライン・ゲーム運営のガンホー・オンライン・エンターテイメント会長の孫泰蔵氏が就任する。 アメリカでは急成長している分野というか企業のようなので(月間利用者数は1億800万人,月間閲覧数は20億ページビュー)、目の付けどころがソフトバンクな感じですね。 どういう売り上
・死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密 「これまでめぐりあったことのある、ご高齢の賢人といえば、誰ですか?」 米国とカナダに住む一万五千人に推薦してもらった結果、1000人の賢者のリストができた。町の理容師、教師、経営者、聖職者、詩人、政治家など、さまざまな職業や社会的地位の人物がいた。著者はそこから235人を訪問して長時間のインタビューを行った。 死ぬまでに人生について知っておくべきことは何でしょうか?次の世代に何を教えるべきでしょうか?。高齢になって周囲から賢人と呼ばれる人たちが語った人生の知恵を収集するプロジェクトが始まった。 賢人たちは人生が「あっという間」だったと口をそろえる。充実した人生は一層短く感じられるものかもしれない。 「トルストイは『アンナ・カレーニナ』のなかで、「幸福な家族はみな似ているが、不幸な家族はそれぞれ独自の不幸をかかえている」と記した。ぼくがインタビュ
おとといの短い記事が、予想外の波紋を呼んでいる。コメントも50以上ついているが、その多くが学生運動がらみであるところがおもしろい。今の若者にとっては神話的な時代なのかもしれないが、そのころを知る者として少し書いておこう。 最近もギリシャで反政府暴動が起きているが、こういうのは基本的に学生がエリートとみなされる後進国の現象だ。日本でも60年代の全共闘運動まではその傾向があり、1969年に東大に機動隊が導入されたとき、全共闘が「入学おめでとう」という看板を掲げたのは有名なエピソードだ。今はよくも悪くもそんなエリート意識はないので、「われわれが社会を指導する」という運動は不可能だ。 しかし若者が親の世代を否定する父殺し(patricide)の衝動をもつことは人類学で知られており、生物学的にも合理的だ。生物は生まれた以上、死ぬのが当たり前だと思われているが、実はバクテリアは死なない。個体に一定
オンライン消費者の動向を調査するリサーチ会社であるcomScoreの調査によると、今年の10月にUSでYouTubeを利用したユーザーは、1億人を突破しています。 Googleの傘下で運営されているYouTubeでの検索数は、USではGoogle全体の検索数の4分の1を占めており、第2位の検索エンジンと言っても言い過ぎではないでしょう。 YouTubeを利用したマーケティング、ビデオSEO(VSEO)が重要になってくるのは、インターネットビジネスに取り組んでいる人なら、誰しもが感じていることです。 しかし、ビデオSEOに関してはまだまだ出回っている情報が少ないのも事実です。 12月8?12日に米シカゴで開催されたSES Chicago(Search Engine Strategy Chicago)で、YouTube SEOをテーマにしたパネルディスカッションがありました。 そこで今日は、R
サイトを一時的にオフラインにする時は、サーチエンジンにそのことを通知しまた後で訪問するように伝えるために503ステータスコードを返すのが適切だと説明しました。 なぜなら、アクセスできない404エラーを返すのはページが存在しない状態の通知で不適切だし、メンテナンス用のページを作成して表示させるのは正常な200を返してしまい、メンテナンス通知ページが正規のページとしてインデックスされてしまうからです。 と、ここまでは問題なかったのですが、肝心の503エラーの設定方法がしっくりきませんでした。 そこでアドバイスを求めたところ、親切な読者さんが教えてくれました。 こちらのサイトでの手順になります。 (1).htaccessに次のように記述 RewriteEngine on RewriteRule ^503/ - [L] RewriteRule ^.*$ 503/503.php (2)ルートディレク
先日、パーソナルブログの海外SEO情報ブログで『まだまだある効果的なTitleタグの秘訣』と題して、Titleタグの付け方のTipsを紹介しました。 こちらのSphinn Japan Blogでは、Meta DescriptionタグのTipsを紹介したいと思います。 Meta Descriptionタグは、Googleではランキングを決める要素としては利用されていないようです。 Yahoo!では、利用されているとしても微々たるものではないでしょうか。 しかし、Meta DescriptionタグはSERPでスニペットとして利用され得る要素なので、クリックを誘うために非常に重要な記述となります。 参照元は、SEOptimizeという海外のSEOブログです。 各説明には、個人的な意見も追加しています。 電話番号 電話番号を見せると信頼感が増します。 急いでいて電話で問い合わせたい検索者に対し
編集/ライティングの作業をしていて一番つらいのは、筆が進まない"行き詰まり"に陥った時です。体力・気力を大きく削がれますし、予想外に時間を消費してしまい、その先の作業を更に圧迫して、強い悲壮感の中で延々と書き続けなければならない最悪の状況をまねいてしまうことさえあります。 こうした袋小路から短時間で脱出するためのスキルを身につけておくことは、文章力を磨くのと同じぐらい重要です。今回は、筆者が執筆に煮詰まったときに行っている対処策を、いくつか紹介しましょう。 構成作りが上手にいかないときの対処策 ページ構成/見出し構成を考えるとき、何度練り直しても上手にいかず、むしろ、どんどんおかしなポイントが増えていってしまうことが良くあるものです。その多くは、無理に整った構造を作ろうとすることが原因で起こります。 説明対象について十分な知識があれば、難なく正規的な構成を組むことができる場合もありますが、
2008年6月15日にJohn Allsopp氏が来日し、英語にて『CSS Reloaded』というCSS3のプレゼンをおこないました。その後、彼のプレゼンを日本語へ翻訳し「CSS Reloaded」というプレゼンテーションをする度に、さまざまな人からCSS3はまだ使えないやIE6がサポートしていなからという意見を多数受けました。 そこでJohn Allsopp氏と話し合ったところ、「そもそも日本ではクロスブラウザが見栄えのみにフォーカスしすぎているのではないだろうか? Progressive Enhancementという考え方が普及してないのかもしれない」という結論にいたりました。 そこで今回、John Allsopp氏に、自身の考える、クロスブラウザ像を語ってもらいました(菊池崇)。 For a long time, web designers were (and sometim
今回は、弊社で実施した英語でのユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)から、日本人ユーザと英語ネイティブユーザの行動の違いをいくつかご紹介します。 検索サイトの利用行動の特徴として、日本人に比べ比較的検索語が長い、という点が挙げられます。 例えば、あるメーカーの製品を比較検討している場合、 compare Product A to B (=製品AとBを比較する) Product A where to buy(=製品Aをどこで買うべきか) のように、ほとんど文章に近い複数語を使って検索する例が多く見られました。 また、目的のサイトにたどり着いた後でも、製品カテゴリをたどるのではなく、複数語を使ってのサイト内検索を多用する傾向が見られました。 これには、 キーボード利用の文化があり、日本人に比べキーボードへの抵抗感が少ない 変換の手間がない分、日本語よりも入力が楽 などの理由から、より短時間
このたびの「令和6年能登半島地震」により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 一日も早い復興をお祈り申し上げます。
上田 尊江 TransAction Holdings, LLC. CEO Founding Partner 「ほんとに信じられない!」「なんでそんなことするの?」「なぜ日本みたいにしないの?」 2006年、アメリカに引っ越してから、アメリカ人の夫にこんな質問を頻繁にぶつけるようになってしまった。毎日びっくりすることの連続だったからだ。個人的な理由でアメリカに永住することになり、輸入事業を手がける会社を設立した。一人の消費者として日常生活を送り、またスモールビジネスのオーナーとして経営をする中で、日本とアメリカの様々な違いを目の当たりにし心底驚いた。 アメリカ系企業で働いたこともあるし、アメリカと日本の橋渡しをする仕事もしたから、アメリカのことはそれなりに分かっているつもりだった。でも紙の資料やメディアを通して知るアメリカと、実際のアメリカはすごく乖離していた。日本では当たり前だった仕組み
またネタエントリーです。よろしくお願いします。 これは『夕刊フジ』に掲載されてたものらしい。木走日記さんとういう方のところで見たので木走さんの記事おこしの労を利用してすみませんが一部分引用させていただきます。 なるほど、日本は預金国民、米国は借金国民なのだ。 「だから今回のゼロ金利は、米国民に対して徳政令に近い。対して日本のゼロ金利は銀行に対する徳政令。うるおうのは国民ではなく大銀行だ」 米政府がゼロ金利に踏み切った目的は。 「まず、消費マインドを冷やさない。次に国民の負担軽減だ。ゼロ金利は米国民は大歓迎だ」 金融界やカード会社の収入は減らないのか。 「当然減る。しかし米政府は国民救済に走ったのだ」 ゼロ金利の意味が全く違うのだ。 「日本のように国民の金融資産が1500兆円でゼロ金利をやるのは暴挙。民主国家と大企業国家の差がはっきり見える」 12月23日付け 夕刊フジ 4ページ コラム『鈴
●ゼロ金利、日米で正反対 日本では暴挙、米では徳政〜夕刊フジ記事から どうも電子化はされていないようですが、23日付け夕刊フジのあるコラム記事がたいへん興味深いのです。 テキスト化して読者のみなさんにご紹介いたしましょう。 ゼロ金利、日米で正反対 日本では暴挙、米では徳政 米国も金融恐慌に対応しておりゼロ金利をとった。「日本がやったことと同じことをやっている」との見方が多い。これに日米金融筋が反論した。 「ゼロ金利は日本と米国では正反対だ。事情が全く違う」 そして次の説明をした。 「クレジットカードの機能が全く違う。10万円の服を買ったら、日本では翌月か翌々月に口座から自動的に引き落としされる。しかし米国では自動引き落としは圧倒的にない。預金者が銀行を信用しないから自動引き落としを認めない。支払いは自分で確認して、自らの個人小切手を送る」 国民が皆、小切手を持っているのか。 「高校生からほ
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
「派遣切り」という言葉が、いつの間にやらメディア頻出単語のトップに登り詰めている。 奇妙な言葉だ。 朝から何回も聞いていると、なんだかもやもやした気持ちになる。 「派遣を切ることのどこがいけないんだ?」 と、当方にそういう気持ちがあるからだろうか。 そうかもしれない。このもやもやは、「使用済みのペーパータオルを捨てたことを女房になじられた時の気分」に似ていなくもない。 「だってお前、ペーパータオルってのは、捨てるための紙だぞ」 「乾かせば使えるでしょ」 「乾かして使うくらいならはじめから布のタオルを使うんじゃないのか?」 「屁理屈言わないの」 いや、私は、派遣労働者が解雇されることを喜んでいるわけではない。彼らをペーパータオル視しているのでもない。 ただ、切られることがあらかじめわかっている者が切られつつある現今の状況に、しらじらしくもびっくりしてみせているテレビの中の人たちの口吻に、偽善
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く