近頃、中国のネット通販が相次ぎ、米国で上場を果たしています。中国最大のネット通販の「タオバオ」を運営するアリババ社は、米国での上場準備を進めています。資金調達額がフェイスブックを超え、ネット企業としては過去最大になると言われています。上場が成功すれば、同社に3割以上出資している孫正義氏が率いるソフトバンクは約6兆円近い資産を手に入れるでしょう。 中国で第2位のネット通販JDドット・コム(京東商場)は5月22日、米ナスダック市場に上場しました。中国企業として米株式市場で過去最大の資金調達(17億8千万ドル、約1800億円)を実現したのです。 そうした中で、5月16日に「聚美優品」(JMEI)という中国の化粧品通販の会社もニューヨーク証券取引所(NYSE)で上場を果たしました。 アリババほど知名度が高くないためか、日本ではほとんど報道もされませんでした。創業して4年目ですが、すでに中国の化粧品