日本惣菜協会(東京・千代田)が23日に発表した2017年の中食の市場規模は10兆550億円で、16年より2.2%増加した。市場規模が10兆円を超えるのは初めて。コンビニエンスストアが3%超伸び、全体をけん引した。購入頻度も増加傾向にあり、共働き世帯の増加を背景とする「時短需要」の拡大を反映する結果となった。中食とは家庭や職場などに持ち帰りでき、加熱調理せずに食べられる総菜や弁当を指す。購入場所
ポーラオルビスグループの育成ブランド「THREE」が快進撃を続けている。 「NATURAL」「HONEST」「CREATIVE」をコンセプトに、ライフスタイルブランドとして2009年に導入された「THREE」は、9年間で売上を80億円にまで伸ばし、2016年には黒字化を達成している。とくに2014年以降、急成長している。当時はオーガニックコスメがブームになっていたが、その波には乗らず、かといって機能競争がすすんでいる大手メーカーとも一線を画した展開をしてきている。今や多くの製品が、毎年ベストコスメを獲得するほどの人気ブランドに育った。 図表.「THREE」成長の軌跡(一部推定を含む) ブームや機能競争にも乗らず、なぜ「THREE」は成功することができたのだろうか。その成功要因は、三つある。 ひとつ目は、競合メーカーに対して、同じ土俵に立たないブランディングが挙げられる。大手企業はマスを狙い
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く