文部科学省が原発100キロ圏の放射能汚染の航空調査結果を発表、広範囲の汚染が改めて明らかに - 11/06/16 | 22:47 文部科学省は16日、福島第一原発から約100キロ圏内の広域の航空機モニタリング調査の結果を発表した。5月18日から26日にかけて行った調査をもとに、地上1メートルでの放射線の空間線量の状況(下図1)と、地表に蓄積した放射性物質(セシウム134,137)の状況を調べている(下図2)。 空間線量の状況を見ると、毎時3.8マイクロシーベルト超の地域(図の黄〜赤、1日を屋外8時間・屋内16時間過ごす想定で年間20ミリシーベルト超の被曝想定地域)が、南相馬市の西部で、計画的避難区域を越えて広がっているのがわかる。また、0.2マイクロシーベルトを超える比較的高い線量の地域は、南西方向の栃木県方面へは100キロメートルを超えて広がっている。 土壌汚染の状況では、1