東日本大震災から2年になるのにあわせて震災の犠牲者を追悼しようと、日ごろ、日本から支援を受けているパレスチナのガザ地区の子どもたちおよそ1000人が、手作りのたこを揚げました。 これは、パレスチナへの支援を行っている国連機関が去年に続いて企画したもので、11日、パレスチナ暫定自治区のガザ地区南部の広場には、日本の支援で建設された小・中学校に通う子どもたち、およそ1000人が集まりました。 はじめに子どもたちの代表があいさつし、「日本で起きた惨事を決して忘れません。復興をあきらめない日本を私たちはいつも最高のお手本にしています」と被災地へのメッセージを述べたあと、全員で東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげました。 そして、広場の上空を緊張関係にあるイスラエル軍の戦闘機が飛行するなか、子どもたちは、晴れ渡った空に向かって復興への願いを込めて日の丸などを描いた手作りのたこを一斉に揚げました。 ま