首都で衝突、国会では乱闘 「外国の代理人」法案めぐり ジョージア「外国の代理人」法に抗議するデモ隊ら＝１５日、ジョージアの首都トビリシの議会前/Vano Shlamov/AFP/Getty Image （ＣＮＮ） 旧ソ連の構成国だったジョージアの首都トビリシで１６日、激しい論議が続く「外国の代理人」法をめぐってデモ隊と警官隊が衝突した。国会で審議されている同法案に対しては、野党や西側諸国が批判を強めている。 同法案は、ロシア政府が反体制派の弾圧に利用している法律になぞらえて「ロシア法」と呼ばれて批判の的になっている。与党「ジョージアの夢」は昨年、抗議運動が相次いだことを受けて法案をいったん取り下げていたが、今回、再び国会に提出した。 法案は外国から資金提供を受ける組織に対して「外国の代理人」としての登録を義務付ける内容で、違反すれば罰金が科せられる。この内容については、基本的な自由の制限を狙ったものだとして人権団体も批判していた。 ジョージアのサロメ・
