国連マッピング報告書は、2010年に国連人権高等弁務官事務所が公表した報告書です。1993年から2003年にかけてコンゴで発生した617件の深刻な人権侵害について詳細な調査を行い、国際法廷のような司法メカニズムの設立、あるいは特別混合法廷、真実委員会を設立すること、また再び罪を犯さないための保障プログラムも提案しています。しかしながら、公表から10年を経ても、報告書の提案は実現されず、加害者が処罰されないままになっています。ムクウェゲ医師は、本報告書の内容を再検討し、加害者の処罰を行うことを訴えています。 RITA-Congoは、本報告書を日本のみなさまに読んでいただけるよう、サマリー部分を日本語に翻訳しました。ぜひご一読いただき、コンゴにおける人権侵害の実態をご理解いただけるようお願いします。
国境なき医師団(MSF)の支援を受けコンゴ民主共和国イトゥリ州ブニアに開設されたエボラ治療センター(ETC)で、感染が疑われる患者の受け入れ準備をする医療従事者。(2018年11月7日撮影)。(c)AFP / John Wessels 【4月11日 AFP】コンゴ民主共和国東部で10日、エボラ出血熱患者が53日ぶりに報告された。3日後には、終息宣言が出される予定だった。国連(UN)が明らかにした。 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、ツイッター(Twitter)に「残念ながら、これはコンゴ民主共和国政府が13日にエボラ出血熱の終息宣言を希望通りに出せなくなったことを意味する」と投稿した。 コンゴ民主共和国の保健省によれば、感染が確認されたのは26歳の男性。保健当局の発表では、男性はエボラ出血熱の症状を示してから数日後
2019年、コンゴ民主共和国(DRC)北東部の街ベニ。保健スタッフが救急車にカクレ・カベンディブワくん(14)を運ぶ。この前日、姉妹がカクレくんを近くの保健センターに連れて行ったが、治療センターに行くことを勧められると、逃げ出してしまった。保健センターから連絡を受けた世界保健機関(WHO)が家族を発見。家族は地域の啓発担当者と何時間も話し合った末、カクレくんを救急車で搬送することに同意した。(PHOTOGRAPH BY NICHOLE SOBECKI) 世界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話題でもちきりだが、史上2番目に大規模なエボラウイルス病(エボラ出血熱)のアウトブレイク(集団感染)がついに終息するかもしれない。 コンゴ民主共和国(DRC)のキブ地域で、大流行へとつながるエボラウイルス病の最初の症例が報告されたのは2018年8月だった。以後、これまでに約3450の症例と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く